かすみ荘 - 雑文:那須塩原
[もどりゅ]

008. 【那須塩原絵への道】 (2001.10.08)

うーみゅ。

◇どうもおかしい。一昨年かすみが電車で来た時には、こーんな名前の駅なんて無かった様な気がする。

◇さっきからどうも、聞きなれない駅が続いている様だ。流石に2年のブランクがある訳だから新しい都市開発を知らないだけではないのか?だいたい、この辺の住人じゃないし。

◇とはいえ今乗っている電車が違っていたら大変だ。池袋を出たのが8時前だったから、電車の本数はかなり減っている。間違っているなら早い内に何とかしなくてはいけない。とりあえずリュックから愛用のリブレット70を取り出し、エキスパートを稼動。えーと、今、久喜っていう駅を出たから、で、本庄に向かってるんで、・・・。

何で通り過ぎた大宮が出で来るのか〜し〜ら〜。

◇かすみは今まで降りた事はおろか、名前も知らない東鷲の宮駅にぽつんと佇んでいた。とりあえず彼氏に電話する。

「もひもひ、かすみさんだ」
「どした?」
「電車を間違えてしまった。今、東鷲の宮とやらにいる」

「・・・。やっぱ赤羽まで送っていけば良かった!!」

◇何やら電話の向こうでがっくりした声がした。さもありなん。池袋で心配だから赤羽まで送ると言う彼氏の申し出を丁重にお断りし、心配御無用的な自信満々ぶりを見せつつ、その45分ほど後に、しっかり電車を間違えて、間違えた事に気づかず何駅か乗っておかしいな〜、となーんとなく思ってエキスパートの画面で現在地を確認できたんだもん。もしかするともっと先に行けば付くかも、とも思った事は言わないで置く事にする。

◇さてさて、横浜市民であるかすみが土曜日に一昨年乗った(去年は自動車で行った)きりの本庄に何故向かっているかというと、かすみの会社の本社があるからだったりする。といっても明日は日曜日。通常勤務の日ではない。かすみは昇級試験なるものを明日受験するのだ。この試験に受かるとお給金があがるとゆーメリットがある。他にもあるんだけどここでかすみの会社の制度と宣伝をしても仕方が無いので割愛するが、とにかくそゆもんがあって、埼玉県本庄駅に向かっていた、はずだった。

◇はずだった、というのは、何時の間にか電車がかってに宇都宮方面に走ってしまったから。そのまま乗っていたら那須塩原にご招待(電車の行き先は聞いた事も無い黒磯というところだった)されていたかも知れぬ。この文章は大宮で乗り換えた高崎線の中で書いているが、大宮の駅で駅員さんにホームを確認しなければ40分近く電車の来ない、快速用(らしい。未確認)のホームで佇んで、こいつを書いていたかも知れない。

◇大宮でホームは間違えていないはずであり、確かに結構な人数の人がホームに残っていたが、混んでいたから乗らなかったと思ったんだもん。後に大宮発かなんかの電車が来て座っていける、とかね。(自分のミスだと認めるのは悔しいのでしない)

◇とにかく、後はホームに着く毎に次の駅名を見ながら進めばいいのだから安心。ちゃんと先の駅まで行く電車に乗ったし。

◇ところで、東鷲の宮の駅で、なぞのおっさんがホームのごみ箱を横から空け、(清掃会社の人が開ける所をね)何やら入れてから、すぐ隣のベンチに座っていたかすみににやり、と笑いかけたのは、かなり恐かった。ただでさえホームにかすみを含めて2人しかいないし、おっさんそれだけやって帰っちゃうんだもん。そんで、やっと来た電車に乗ったら、向かいの席に座った女の子がコンビニの袋を持っていて、その中にアイスクリームが4個くらい入っていたん。カップ2個と最中2個、多分。ふつー溶ける様なものは家の近くで買うでしょう。でも、入っているのはどう見てもアイス。じゃ、すぐ降りるのかな?と思ったら大宮まで25分一緒だったん。乗っていた子なので、アイスは購入後30分以上経過してるし、確実に。

◇結局1時間以上の無駄な時間をかけて、本庄に到着した。地元の人に話したら恐らくかなりばかにされるのではないかと思うのだが、かすみの性格上、こんなおいしい事を話さずにはいられない。もしかすると、試験なんぞばっくれて、那須塩原で、高原アイスクリーム(車内で長時間経過した様なものではなく)を食べつつ、家へのお土産として牛肉の薫製なんぞを購入していたかもしれないんだもんねぇ。

今回の教訓:とりあえず迷ったら駅員さんに聞け

それにしても、人にものを聞いたり、お礼を言うのに一切躊躇しない性格で助かったなり。


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