かすみ荘 - 雑文:残機が減る
[もどりゅ]

015. 【残機が減る】 (2001.01.12)

・冬、寒くなると空気が澄んで、毒電波が空気中を飛びやすくなるせいか、かすみの妄想も活発に活動している。その為、最近の自機の残機がものすごいスピードで減っている。

・さて、残機とは何かというと、良くシューティングゲームに設定されている自分の自機の残りの略であり、仮に持っている命の残り数という設定になっている。こんな事をするようになったのも子供の頃からのお遊びの続きであり、同じお遊びをしていた我が弟妹は大人になったのか日頃は思い出しもしないらしい。

・たとえば、バキュームカーに遭遇してしまい、嗅覚に激しいダメージを受けてしまって、そのダメージが命に関わる場合に残機が減る。その代わり続けてのプレー(この場合生命活動)が可能だ。残機がなければ死んでしまう様な局面でも残機さえあればひげおやじマリオのごとく活動が続けられる。たとえば、化学実験をしていたら手元で薬品が爆発、でも残機があればちょっと黒焦げになるかも知れないが「こいつはワトソン君、ちょっとした失敗だったよ」とかいう落ちが付けられる。

・他の使用法として、ここでこう死んじゃうかもという可能性がある場合、先に残機を犠牲にして危険を回避するという作戦がある。電車のホームの端を歩いていて、もしかして落ちるかもと思った時に、先にかすみの幻影が落ちてしまう。ついでに死んじゃうのである。かくして、残機が減って自機は無事なのだ。

・そんな残機ががんがん減っている。階段を使うたび落下し頭がぱっちこ割れる。電車に乗ろうとするたびホームから転落し轢死する。会社の食堂前ですっ転び、脳挫傷で死亡する。道を歩いていれば、ふらついて車道に飛び出し跳ねられる。家で作業をしていれば地震が起こり圧死する。ありとあらゆる障害がかすみに襲い来る為に、?きゅ、ぼがぁーん?という感じの想像による擬音をたて、かすみが死亡、残機が一機減って再スタートしている。(全て妄想だが)

・妄想とはいえ大切な残機が減っていき、終には残機0になったらどうすればいいのだろうか。残機0の次は替えの自機は無いのだ。セーブした所からであり、セーブした所から始めても、また事故ったらまたセーブした所に戻ってしまう。巡りへ巡りどうどう巡り、りぐめうどうどりぐめへぐめである。だいたい人の人生にセーブ個所なんてあるのか、否、無い。精神的に最後の一機が死んだらショックで肉体も死んじゃうやも知れぬ。

・もちろん残機は減るだけでは無い。某ひげおやじも1UPきのこなるものがあった。余談だが我が可愛い妹君は、子供の頃?わなっぷきのこ?と読んでお洒落な自分を演出していた。っつーかわなっぷってなんなんだ。余りにも略しすぎではないか、(ちびっこの頃の)妹君よ。過去の君に今から諌言しても仕方が無いが。

・かすみルールの残機の追加は以外と簡単で、ご飯を美味しくいただくと1UP。ケーキや和菓子をいただくと1UP。自転車に乗って5キロ走ると1UP。2キロ歩くと1UP。などがある。美味しいものを食べたり、健康にいい事をすると残機は増える。多分上限は99、数えた事がないけど。

・先日、残機を増やそうと思って自転車に乗ってデパートに行ったら、往復10キロで2機、十番館でケーキを食べて1機、残機が増えたけど、車道で轢かれたり、エスカレーターに巻き込まれたりして、結局残機はマイナスになってしまったのだ。ちょっと予想していたけれど運動はしておかないと10年後や20年後に困るかもしれないので仕方が無い。尊い犠牲を払ったなり。

・と言う訳で、一人ルールは最近とくに盛り上がっている。もしかするとかすみ以外にも自分の残機を数えている人がいるかも知れぬ。さらに本当は誰しも残機を持っているのかも知れぬ。・・・。それは無いか。でも、さりげなく後ろから聞こえて来たりするかも。ファンタジーゾーン(おぱおぱ)の曲が、ゼビウスの曲が、マリオブラザーズの曲が、何か古いゲームばかりですな。

こうしている間にも一機減りました。

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