かすみ荘 - 雑文:お役所で
[もどりゅ]

026. 【お役所で・・・】 (2001.03.02)

・これだからお役所ってやつは、とか、お役所仕事なんて言葉がある。杓子定規な、とか、融通が効かないって事なのだけれど、尊敬する父が公務員であるかすみとしては、決してそんな事は口にしない様にしている。お役所の人だって、一生懸命労働している。ちゃんと収入に応じた税金だって納めてる。役所が時間の融通が効かないのは、だらだらやる訳にいかないからだ。区役所や税務署そのものは、営利団体でも、サービス業でも無い訳だから時間が決まっていても仕方が無いのではないだろうか。普通の会社員だって昼休みには休みを取る訳であって、公務員、それも窓口の人に文句を言うのは間違っている。と、思っているのだけれど、も。

・先日、実印を作りにいったのである。かすみも成人した大人であるからして、実印の一つも持っていなくてはいけないのではないだろうか、などど考えた訳では無い。単にどんな流れなのか知りたかっただけである。別に大きな買い物をする訳でも無いし、大金を貰う訳でも無い。かっこいい実印という響きに引かれただけである。

・で、窓口に行って受付用紙を貰い、説明を一通りされ、記載台で必要事項を記入して、自動販売機で印紙を購入、受付に用紙を提出した。身分証明書があれば、即日印鑑証明書と実印登録カードが貰えるのだそうな。

・カードが出来たら呼んでくれるというので、鼻歌などを歌いつつ広報などを見ていると、早速窓口のおばさまが名前を呼んでくれた。なかなか迅速である。これならばお役所仕事も良いものだ。

・カウンターに身分証明書として健康保険証を出すとおばさまは困った顔で「パスポートか免許証はありませんか?」と聞いてくるのである。おばさまいわく、健康保険証だと、顔が分からないので即日交付が出来ないというのだ。会社の社員証と健康保険証のセットも拒否され、とにかくパスポートか免許証でないと駄目だとの事。本人確認の書類という記載欄がある為、かすみに同情して出してくれるという訳にもいかない様だ。

・ごめんねぇ、とおばさまに言われすごすごと引き下がるかすみ。結局郵便で送られてくる証明書を持って、再度お役所に参上したのであった。仕方が無いよね、無いよね、悪いのはこの制度を作った人だもんね。

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