かすみ荘 - 雑文:おしゃれ紳士との遭遇
[もどりゅ]

037. 【おしゃれ紳士との遭遇】 (2001.03.15)



・この前の雑文で、露出狂に遭遇したと書きましたが、昨年は紳士に遭遇しました。じぇんとるめーん。過去、サークルのペーパーに報告をしたのだけれど、せっかく思い出したのでここにも書きます。

・初夏の夜にかすみが自宅もよりのバス停から家に向かう途中で、ぱたぱたと後ろから歩いて来る人がいます。かすみは過去、夜道で痴漢に襲われかけて以来、夜道では先ず疑ってかかれという信念を持っているので、その人に追い抜いてもらう事にしました。

・その男性は追い抜く時に、完全に体を横にしており、微笑んでいました。微笑むのはかまいませんが、薄手のコートの下が殆ど裸同然というのは大問題です。もちろんコートの前ボタンは留めていません。だから裸同然というのがわかるのです。同然、と書いたのは、全くの裸ではなかったからです。靴を履いています。確かに都会のアスファルトジャングルで裸足と言うのは危険です。何が落ちているかわかりません。さらにネクタイをしています。裸の胸に、ネクタイがぷらぷらと揺れています。さらにさらに靴下を履いています。確かに革靴には靴下は必要でしょう、必要でしょうが、この場合、浮いている様な気がしないでもありません。もちろん露出狂という事だけで、日常生活からは浮いています。

・彼はどうしてかような格好をしているのでしょうか。露出狂として、一期一会を大切にしているのでしょうか。自分の姿を見ていただく御婦人に敬意を表しているのでしょうか。

・おしゃれ紳士を名づけた彼に、今年の夏にまた会えるかどうかは謎ですが、次回は官憲の手に引き渡してあげたいと思っております。そうすれば、現在薮の中である、ネクタイと靴下の理由が明確になるかも知れないからです。

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