かすみ荘 - 雑文:かうひぃるんば
[もどりゅ]

071. 【かうひぃるんば】 (2001.06.07)



◇かすみは〇印コーヒー牛乳の同盟に入っている。〇印のコーヒーとともに果てる予定だ。嘘です、果てません。〇印コーヒーが無くなったら死ぬ、などと言う事はさすがにありません。ただし、過去にあったO−157事件の時にも販売店を巡って、毎日500mlのコーヒーをゲットしていました。O−157何するものぞ。

◇ところが、純粋なコーヒーは苦手なのです。これを書く前にコーヒーを買って飲みました。カップ式の自動販売機のものです。90円もしやがりました。同じ90円なら隣の販売機のいちご牛乳を選びたいところですが、異様な睡魔に襲われて、やむを得ずコーヒーを飲んだのです。ごくごく。砂糖、ミルク入り、濃度は薄いにしたにも関わらず、ただ今胃が拒否反応を起こしています。だいたい飲んだ時すっぱかったもん。モカブレンドのボタンを押したのだけれど、モカってすっぱかったかなぁ、とか考えたくらいだ。酸味が強い、とか苦みがある、とかそういうふうに説明を書いてくれればいいのにとちょっと思ったけれど、いつも飲んでいる人は分かっていて押すのだよね。うみゅ。

◇しかもこちとら猫舌なので、休憩所で落ち込んでいる人の様に、カップを前に放心してしまいました。熱くて飲めなかっただけなのだけれど。販売機にただいまの温度96度とか出ていて、夏に96度のコーヒーとは如何なものかとも思ったのだけれど、これもやっぱり普段から飲みつけている人にとっては「生ぬるいコーヒーなんか飲めるかってんだ、てやんでぇ」となるだろうから、数の暴力民主主義的な考えで行くと、かすみが怒られた子供の様にぼけらっとするはめになったのは仕方がないのでありんした。

◇そんなダークな気分になったのだけれど、お気に入りの珈琲店では平気なのだから、余りにも理不尽といえば理不尽であろう。でも、インスタントとかカップの販売機のやつとか苦手なんだよね。お腹痛くなるし。うちら自動販売機のコーヒーは飲めへんくせに、店やったら飲めるとはどうゆう事やん。そんな事を言いながら、真夜中にコーヒーの精が金縛りをともなって布団の上に乗ってくるかも知れない。いや、多分無いだろう。というか、コーヒーの精がいるのであれば、胸の上には乗らないで下さい。恐いですので。あ、でも専門店で飲むのはカプチーノです。それにがばがば砂糖を入れて飲むです。がばがばがば。

◇子供の頃、コーヒーというのは大人の飲み物だと騙されていた。父に。体がちゃんと出来上がっていない子供には、コーヒーは刺激が強すぎるのだそうな。ま、カフェインも薬の成分になるくらいだから間違ってはいないかも知れない。詭弁の様だけれど。いや、多分詭弁だ。

◇なもんで、インスタントコーヒーなどを飲める人というのはすごいなぁ、何て思ってしまうのだ。違いがわかってだばだば言おうがインスタントなのだ。世界のトップシェアで商品名=コーヒーとなっていようがインスタントなのだ。ギフトの定番と自認しBCGだかAGEだか知らぬがインスタントなのだ。後でこう、むーんとインスタントの香りが上がってくると何やらがっくり来てしまう。コーヒーゼリーにするのであれば大丈夫なのに、普通にインスタントコーヒーとして飲もうとするとトラブルに見回れるとは如何なものであろうか。世の中の大半の人は飲んでも平気な訳だから、すごいなぁと感心する対象があまりにも多いのではないだろうか、なあ、自分よ。

◇そもそもコーヒーというのは、昔々アラブの偉いお坊さんが恋を忘れた哀れな男に、琥珀色した一杯の飲み物を進め、それを飲んだ男がたちまち心うきうきして恋に落ちてしまうという発祥をもった飲み物という話であるので、かすみが恋を忘れると、二度と恋が出来なくなってしまう恐れがあるのだ。これは恐い。金縛りの方がもっと恐いけれど。

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