かすみ荘 - 雑文:電車内で濡れた傘をどう所持するか
[もどりゅ]

079. 【電車内で濡れた傘をどう所持するか】 (2001.06.15)



〇梅雨である。じめじめしているのである。

〇もちろんじめじめだけで済む筈も無く、雨が降る。しとしとと、じゃばじゃばと。日本人は押し並べて濡れるのを避ける傾向がある様に見える。小雨でも傘利用率がかなり高い。元町や中華街に行くと、他国の方々はささないで歩かれている比率の方が多い。

〇実際の所、霧雨や小雨の方が粒が小さい為に風に乗り易く、下から上へ吹き込んで来たりするので、それほどの違いは無い様に思える。まあ、こんなことを考えるからあちきは雨の後に風邪をひいたりするのだけれど。

〇本日も朝から雨が降っていた。こういう日は大概電車の中で傘を押付けられ、朝から不快な思いをさせられる事が多い。昨今は、ちょっとばかり体が当たっただけでも、刃傷沙汰に発展するそうだから、下手にトラブルが起きてもつまらないので少なくとも自分は迷惑をかける可能性の低い乗り方というのを心がける様にしている。ただし、あちきは人に気を付ける分、人に迷惑をかけられる事に関して、の許容範囲が狭いので、いつか刺されるかも知れないし、刺してしまうかも知れない。嘘です、刺しません。多分。多分って何でしょう。ぷす。

○先日など、どの様な事情かは知らぬが、年かさの女性があちきの靴の中に傘の先端を収納しくさりやがって知らん顔している為、この様な小さな隙間に収納しくさりやがっておいて気が付かない筈など無い。第一、傘の先端がホールドされている事に気づくのが普通だ。これはあちきに対する宣戦布告ではないかと思ったのだが、やさしく「すいません、傘、どけていただけません?」と言うと「は?」などとほざきやがるので、「大変申し訳ないのですが、貴方の傘の先端が、私の靴の中に入っています。雨水が全部靴の中に入る前に抜いていただけませんか?」と下目使い、かつひくーい声でお願いした所、「あっ、す、すいません!」と謝った上に抜いていただけた。やはり慇懃にお願いすれば聞いてもらえるのである。って、それは無礼だぞ、自分。

〇で、あちきが子供の頃から気にしている傘の持ち方のポイントは、先が自分に向かう様に持つという所です。持ち手が曲っている傘は腕にかけるとバランスを取るべく傾きます。この時に傘の石突き、つまり先端は持ち手の曲っている方へ傾く訳です。つまり、腕の外側から持ち手を引っかければいい訳です。こうすれば人様に石突きからぽたぽた落ちる水滴をかけるという事が少なくなります。

〇が、観察していると自分の方に滴が来ない様に持っている人の方が多い。うみゅ、そんなに刺されたいのですか?ぷす。あ、いえ刺しませんよもちろん。えい、ぷす。

○だいたいホームに着いたら吹きさらしでない限り傘はいらないのだから、さっさと閉じて垂直に持つか、自分に向けて腕にかければ良いのに、ばさばさと振るな、水がかかる。うが。ぷす。

○地下鉄直通電車がホームに滑り込んで来たので、ベンチで溜まっていた学生さんが動いた。ぷしゅー。ドアが閉った。注意してあげる暇も無かった。彼らがベンチにいた時に、傘をまとめて立てかけていたね、それがそのままになっているよ。いわゆる電車における忘れ物ナンバー1の傘の記録がまた伸びたね。

○やはり雨の日は傘の処遇に気を付けねばなるまいまい。

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