かすみ荘 - 雑文:変換される言葉
[もどりゅ]

089. 【変換される言葉】 (2001.07.05)



○CP04(シーピーゼロフォウ)という言葉が職場で交わされている。使用する部品の名称なのであるが、あちきの耳にはどうもGP−01(ジィピィゼロワン)と聞こえてしまう。その度に、うみゅ、GP−01かあ、コウ−ウラキですな。GP−02の方がガトー機だし核兵器付なので好きだな、などと考えてしまう。ガンダムF98からの連想なので、わかりづらい話であるが思い付いてしまうのは事実なので仕方が無い。あ、念の為書きますが、核兵器が好きなのではありませぬ。モビルスーツとして02の方が重厚で格好が良いという個人的見解です。

○あちきの耳は意外に高性能らしく、聴力検査などではいつもいつも、聞こえてからボタンを押しているにも関わらず、かなり早い反応になってしまうので「本当に聞こえてますか?」と聞かれたり、2回で済む筈の検査を5回もやられたりしてしまう。信用されないというのは些か納得がいかぬ。良いではないか、あちきがズルしているとしても(実際はしてないけれど)それを追求する人がいる訳では無いのだし、健康診断で行っている検査にすぎないのだから、数値を書いたりする事も無く?異常無し?で済むのだし。

〇おかげで、扇風機の駆動音をパソコンの駆動音と勘違いして、スイッチの確認をしてみたり、誰も気づかない不在者の電話にいち早く反応し、面倒くさい伝言などを頼まれたり、バスの中で扇子を広げたり閉じたりする人の中途半端な音でいらいらしたり、ちゃらーんのこん平師匠の生声で耳が痛くなったりしている。

○ところが、音に対して高性能である耳が接続している脳の方が、わかっていながらの誤変換を行うのである。先のCP−04に付いては、CP−04とGP−01が同時にインプットされ、04が正しいとわかっていながらもガンダムの事をつらつらと考えてしまうのである。いかん、余計な事を考えずに仕事をしろ、自分。

○一番困るのは言葉が歌詞の一部に変換されてしまった時である。そのまま歌が流れ続けるのである。アクティブパネルメニューがアクティブハートと変換され、そのままちょっと昔の某アニメの主題歌に突入。止まらずに挿入歌、エンディングまで頭の中で流れる中、数値の照合を行うというミスを起こしそうな危険極まりない状況で仕事をしていた。

〇他にも、〜とは違うのだけど、と聞いた瞬間?ザクとは違う?のだな、などと納得したり、成立時には構成図が→王立宇宙軍が、仮番号を→カールビンソンを、エクセルを使って→エクセリオンを使って、CADを落として下さい→ギャグを落として下さい、などと変換してしまったりしている。

○これで実際の言葉を消去してしまいながら聞いていたら、社会人失格やも知れぬが、一応自分中で消化されているだけなので表面的に問題は無い。しかしながら、他の人に聞いてみると、聞き違いはあっても、ついでにお遊び変換、するという人はいなかったでの、やはりちょいとばかり問題がある気がする。

〇とはいえ、聞きまわった結果、ちょっと違う変換をする人を発見する事が出来た。その人は音を変換するのではなく、文を変換するらしい。子供の頃から横書きの文字を右から左に読んで面白がるという一人遊びをしまくっていた結果、今でも右から一回黙読してから、左から読み直すのだと言う。人前で文を読む時などは縦書きにしておかないとちょっと危ないらしい。面白い気もするが大変そうだ。

〇この先もあちきは訳のわからない変換を続けて生きていくのだろうし、それが出来なくなるときは、脳の活動がやばくなりはじめた時だと思うので、変換機能は甘んじて受け入れる所存であるけれど、変換の方向がかなり片寄っているのはちょっと問題である。誰かあちきには縁の無い情報を下さい。インプットします。

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