かすみ荘 - 雑文:選挙は国民の権利です、かね
[もどりゅ]

103. 【選挙は国民の権利です、かね】 (2001.07.30)



○不在者投票に行ってきたのですよ。29日はイベントで藤沢に行かなくちゃだし、あちきの投票所はお気軽に寄っていけない所にあるし、一応今までの選挙人生で投票しなかったのは1回だけだし、ここはやはり参加せねばなるまいまい。

○入れる政党は決まっているし、葉書を持って行けば良いらしいので会社帰りにお気軽に区役所に行ったのです。ま、110円x往復の電車料金は御祝儀と言う事で・・・、何の御祝儀だ、わかりません。ちっ、通勤方向と一緒だったら良かったのに。悔しいのでその駅にある美味しいケーキ屋さんでケーキを買って帰る事に決定。

〇てぽてぽと歩くと、駅から徒歩3分の区役所が見えて来た。見えてきたのではあるが、そこに到るには道路を渡らねばならない。その道路は交通量が多いので、信号が変わりにくい。ちょっと苛々したけれど、こんな事で怒っちゃいやんなので大人しく待つ。いや、待たないと跳ねられるんだけど。何故か、隣で待っているおじいちゃんがくねくねと踊り出した。何でだ。多分、ストレッチだと思うのだけれど、いきなりはいけません。あちきにも心の準備が必要です、って、他人のしかも通りすがりのあちきに許可を得る必要は無いんだけれども。

○区役所は保健所と公会堂とがまとまって建てられているので、ちょいと入口を探してしまった。昔々、あちきが会社に入社する時に、住民票を取りに行った時は昼間だったので正面玄関から入れたのだけれど、本日は夜間受付から入らねばならないのだ。が、ダミー入口がこんなに用意されているとわ!区役所なんだからもちょっと区民にやさしくしようよぉ、これじゃあ遭難する人が出るよぉ、って出ません。そう言えば小学校の頃に習っていたバレエの発表会がこの公会堂だったっけな、子供のあちきはこんな広い所で踊れるなんて、プリマの様だわと勘違いしてたな、今のあちきなら簡単に借りれるからあちきの素人落語会でもやるかな。演目は目黒のさんまとラブレターと義理堅い男と家誉めと寿限無。嘘です。いえ、話は暗記していますけども、誰が来てくれると言うのですか。それにあちきは意外とあがり症なのよ、高校時代は演劇部の部長だったけれどね。うい。

○何とか入口を発見し、守衛さんの目を盗んで進入。というか、守衛さんテレビ見ていたし。エレベーターで4階へ。くるくると廊下を回って、あ、たくさん人がいる。ほえほえ。

「こちらで用紙を記入して下さい」

○用紙には不在者投票をする理由を記載せねばならない。ええと、イベントはどれだ。レジャーか、違うな。大体記入例が少なすぎるんだ。海外旅行する場合、本人の結婚式の場合、身内の結婚式の場合。それ以外は禁止か、ごらぁ。あ、仕事でいいや、もう。誰もあちきの事尾行して、日曜日仕事かどうか確認しないよね、ね、ね。

〇葉書と用紙を提出するとあっさり投票用紙をくれた。おいおい大丈夫か。あちきが本当のかすみさんの葉書を盗んだ女だったらどうするよ。では、貴方は疑われたいのですか、いいえ、そうではありません、じゃあ宜しいではありませんか、そうですね、って納得してどうするんだ、自分。

〇で、記載台で名前を書く。隣のお間抜け若夫婦が大きな声で「誰に入れる?」とかいう会話をして怒られている。当たり前だ。よし、書くぞ名前を、

?寿限無寿限無五劫の擦り切れず海砂利水魚水行末雲行末風行末食う寝る所に住む所やあぶらこうじのぶらこうじぱいぽぱいぽぱいぽのしゅうりんがんしゅうりんがんのぐうりんだいぐうりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなー長救命の長助?

○何をやっているのでせうか。嘘です、寿限無なんて書いていません。だいたいあの小さな用紙に書ける訳が・・・、いや、書けるな、結構大きな枠だし。あ、いえいえ書いていませんよ。いくら空で言えるとはいえ、書いていませんとも。どうでもいいけれど寿限無を知らない方が見たら狂ったように見えるやうな気がする。元々基地外ではありますが、こりは落語のネタなのです。うがぁ。

○とにかく2人の方のお名前を書いて、2重封筒に入れて提出。ここには投票箱は無いのだ。そんでもってエレベーターで帰ろうとした時に、記載台にバックを忘れて取って返すあちき。人の投票用紙を見たりしてませんてば、という態度を全面に押し出しつつ、なんとかバックを回収。「いあやぁん、バックを忘れるなんてぇ」とかゆって誤魔化す。うう、恥かしい。

○区役所の前に立ててあるポスターを貼った看板を見ながら、ああ、あちきのいれた候補者の方の顔がやぱし好みではないなぁ、と思いつつ帰路に着いたのでした。家で夕飯を食べてから、あちきのお土産のケーキを食べつつ母が、「で、誰に入れたの」と聞いてきたので答えちゃいました。あちきに選挙の秘密はありません。

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