かすみ荘 - 雑文:あんたいったい何様のつもりさ
[もどりゅ]

105. 【あんたいったい何様のつもりさ】 (2001.08.01)



○見てしまいました。テレビ番組の?そんなに私が悪いのか?を。色々な問題を取り上げていますが、前回もこの企画を見て、すっごくぷちぷち来ちゃったのを覚えております。専業主婦論争。?くたばれ専業主婦?などの書籍を出された方と、専業主婦の方、兼業主婦の方、コメンテーター、などが出られています。

○何がぷちぷち来るかと言うと、この筆者の方が専業主婦の方々を家畜呼ばわりしたり、兼業主婦の方々を煽ったりしている様に感じるからなのです。元々、両者の関係は両者間で解決すべきものだろうと思うのです。それなのに、ひょこっと顔を出して専業主婦をバッシング。兼業主婦の方々を煽ってそこまで思っていなかったのにたくさんの人がそう思っている、と公言してはばからない。

〇先ずはあちきのスタンスから書いてしまいます。あちきは両親が健在でなおかつ父親の収入だけで当座の生活が成り立つのであれば、4歳くらいまでは母親は専業主婦であった方が良いと思います。児童心理学では子供と母親のふれあいはとても大切だと認識されています。所詮子供は母親のお腹から産まれるもの。お腹の中で母親の声や心音、周囲の音を聞き、体温を感じて育つのです。安心して当たり前なのです。しかしながら片親だけだとしたら、子供も自分も生活していかなくてはなりません。子供を心の支えにして働きに出る。兼業主婦であってもその一生懸命な母親の後ろ姿を見たり、時間のある時はふれあえるのだから、私は貴方が一番大切で大好きという事を子供だってわかるのです。だから、ケースバイケースであり、全ての家庭によって形が違うのもなのですからどちらが駄目、という論争は水掛け論にしかならないのは理の当然なのです。調子が良いかも知れないけれど、どちらも立派な家族の形だと思うのです。

○筆者は言います。「専業主婦は働く事を放棄しているゴミだ」これでは怒るのは当然です。家事労働も労働でしょう。その家では家を守る人が必要なのです。兼業主婦のご家庭ではそんな事は信じられないという意見の方もいらっしゃるかもしれなせん。しかし、子供だけでなくお年寄りがいらっしゃったらどうでしょうか。また、集合住宅などで昼間は大人は全員働きに行き、子供は保育園へ行っているとします。これでは最近増えている組織的な強盗団にとって最高の得物です。住宅地でも、お年寄りだけのご住まいなどでは、近所の専業主婦の方のお宅を知っていれば、もしもの時に頼れるのです。

○働くお母さん、奥さん、どちらも素敵です。あちきの職場にもたくさんいらっしゃいます。保育園で何かあれば、急いで駆けつけられたりと大変そうでいらっしゃいますが、皆さんそんな事は気にもしていらっしゃらないご様子。子供と一緒にいてあげていないなんて可哀想。こういう台詞をおっしゃっていた専業主婦の方もいらっしゃいましたが本当にそうなのでしょうか。哀しいとか寂しいとかは、その家の子供が思う事であって、外から見ている他人に決めつけられるというのは早々無いのではないかと思うのです。確かに、子供は一生懸命の親を見て遠慮したりもするでしょう、でもそれは家族の、自分の為に一生懸命なのです。感受性の高い子供の方が、自分の大好きな母親の事を理解するのは自然な事なのです。

○色々な家族があって、各々の事情や形がある。人を羨んだり、必要以上に同情したり、けなしたり、そんな事をするよりも、自分の家族が幸せに暮らす事を考えた方が断然いいに決まっています。子供は親を映す鏡という言葉もあります。人を羨んだりすれば子供は友達を羨みます。必要以上に同情すれば不幸を比べたりするでしょう。人をけなせば親すらもけなす事があるのです。筆者は自分の物差しで計量出来ない人をけなしています。その時の顔は、決して子供に見せられるものではないでしょう。彼女の子供が、保育園の、学校の、専業主婦を持ったクラスメートに「あんたのお母さんはブタだ、家畜だ、ゴミだ」と言ったら、子供は苛められる事でしょう。母親が正しいとやっている事を真似して苛められるのです。

○あちきの母は専業主婦です。家族の癒してである犬2匹の昼間の面倒を一手に引受けてくれています。4人の勤め人の為に家事をこなしてくれます。ボランティアでお年寄りのケアセンターに通って、地域福祉の為に働いています。週に一回、お年寄りのみの家にお弁当を配食したり、お話をするボランティアを行っています。一銭にもなりません。資産と言う言葉で見れば、非生産活動です。だからと言ってお金になる仕事をすべきでしょうか。ボランティアは有償で行うべきなのでしょうか。あちきの家族はそんなにお金持ちではないけれど、皆仲良くって幸せだし、母を家畜として食べさせてやっているなんて考え想いもつかないものです。もしも、あちきの母をそういう尺度で悪く言うヤツがいたら家族全員、決して許しません。でも、この番組を見て母は気にしていませんでした。だって今の生活は幸せだからなのだそうです。

〇あちきの友達に兼業主婦がいます。母子家庭です。二人暮らしだから子供は保育園に預けられています。急病に備えて早退出来る様な仕事をしていますが、賃金はあまり良くありません。だから子供は玩具もそんなにもっていないし、おやつだってぽこぽこ買って貰えません。それでも2人は愛し合っています。特別彼女が何かをしている訳ではありません。ただ、彼女は自分が自分の息子を大好きな事を言葉でも態度でも表わしているし、出来ない事はどうして出来ないかを一生懸命話します。叱って叩く事もあるけれど、叩く理由だって話します。だから彼女は自分達は可哀想ではないと言います。確かに大変だし、もっと収入があればいいと思うけれど、今は今で幸せだ言います。心配事だってあるけれど、何かあったら一生懸命切り抜けてやると言っています。人が羨ましい事はあるけれど、この可愛い息子がいないのなら意味が無いのだそうです。

〇あちきは独身で、家族と同居しているから、親の気持ちと言うのを分からないのでしょう。専業主婦や兼業主婦の方々のお考えだって様々だと思います。だけど、ちょっと一部の心無い人の言葉のみを、社会全部の意見の様に取り上げて、勝手に自分個人を私達にすり替えるのはおかしな事です。それはわかります。勝手に話を大きくして、人を攻撃する事が出来るなんて、あんた何様?とか思っちゃいます。立場の違う同士の人達を無理矢理争わせる、とんでもない事ではないでしょうか。こんな両者が不快になるだけの論争は早く終わらせてしまうべきなのに。

○って、事を書くあちきも何様?っつー話もありますな。傍観者です。きゃー、投げないで、投げないで、火炎瓶はやめてー。納豆も苦手なのぉ。ねばねばぁー。

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