かすみ荘 - 雑文:結局40円損した様な・・・
[もどりゅ]

135. 【こだわるからには訳がある】 (2001.12.07)



○今日も今日とて会社に出勤しちゃうあちきである。毎日のご飯の為に働いていますと言えば、格好もつくのだが、パラサイトシングルであるあちきは、己の欲望の為に働いています。ああ、世の中にはあちきの様なお間抜けさんにとって実に魅力的な物が溢れています。

○そんな通勤の途中、コンビニエンスストアでお買い物をした。あちきは朝ご飯を家であまり食べて来ない。家で食べると、混雑したバスで車酔いをしてしまうからだ。だから、大概すきっ腹を抱えて駅に着くと、コーヒーショップなり、ドーナツショップなりで食べてから動くか、もしくはコンビニエンスストアで何某かの食料を買って職場の自席で食べるなりをしている。

○本日の購入食料は、こだわりおにぎりいくら、170円也、である。最初、北海鮭(130円)にしようかと思ったのだけれど、前にいた男の人が北海鮭を買ったので、真似している様に見えるかも知れない自分が自分で嫌だったので、高級らしいこだわりおにぎりに手を出したのだ。

○こだわったいくらおにぎりと、北海鮭の値段差は40円。40円もあれば駄菓子がいくつか買える。会社にある自動販売機の緑茶も飲める。170円中の40円というのは結構大きいのではないだろうか。うみゅみゅみゅみゅ。

○とにかく、この40円分以上、通常のおにぎりよりこだわっているのであれば、そしてそのこだわりを購入者が納得すれば問題は無いのだから、その辺を検討してみる事にする。何故、わざわざ検討なんぞをするかというと、何となく面白そうだからにつきる。暇だし。

○良質のいくらをじっくりと醤油に漬け込み、風味豊かに味付けしました。塩は瀬戸の本塩を使用しています。この様な言葉がパッケージに書いてある。いくらが良質なのは理解した。が、風味豊かにの風味とは、どの様なものであろうか。よく使われる言葉ではあるが、とりあえず検索してみる。

ふうみ【風味】(食べ物)のおもむきのある味わい。「一種独特の―がある」「―が落ちる」

風の味なのである。趣があったりするのである。つまり、このおにぎりは趣のある味わいだと主張しているのだ。

○瀬戸といえば瀬戸の花嫁、なぞと連想するあちき。古いぞ、あちき。瀬戸物の町だな、瀬戸。行った事が無いぞ、瀬戸。スーパーで幅を利かせているのは赤穂の塩だと思っていたのだが、どうやら瀬戸も凄いらしい。何が凄いかというと、塩が。多分。赤穂と言えば、赤穂の塩を「あかほのしお」と呼びながらお勧めしてくれた主婦のちぃさん、お元気ですか。とりあえずこんな所から呼びかけてみました。何となく。

○ぐだぐだ検証しても仕方が無いので、早速食べる事に致します。普通のおにぎりはセロファンの透明なパッケージですが、これはこだわりのおにぎりです。包装もこだわっているのです。和紙の様な紙の内側をコーティングしてあるのです。流石に40円高いだけあって、包装にも一工夫なのです。

?がさぺり?

○中身は普通のおにぎりと変わりません。良く見ると真ん中にご飯の合わせ目があります。表と裏で作って、がちょっと合体させた名残の様子。とりあえず、一口。

・・・。こ、こりわ!!

○ご飯はもったりとして、薄く塩味が、口に広がるご飯とお塩の味覚のコントラスト。・・・。
で、本体の、名称に冠している、その、大切な具が、全く口に入ってこないのは何故でせうか?いくらのこだわりおにぎりを買ったのですから、一口目からいくらの風味を期待した訳ですよ。しかしながら、いくらのいの字も見えないのです。うみゅみゅみゅみゅ〜。

○二口、三口、と食べて、やっといくらを漬け込んだお醤油ゾーンに突入。半分に割ってみたら、いくらが少量である事を確認。主さん、こんな所におりんした。あちきは主さんを探していたんどす。こないな所に少しだけでおったら、見つかりまへんわあ。

○こだわってこだわって作ったおにぎり。具が少なかったらそのこだわりは伝わらないのでは、と思ってしまうのですがいかかでしょうか。勿論、あちきが具が少ないハズレおにぎりを引いたという可能性もあるのだけれど。

○どちらにしても、お子様味覚のあちきに、こだわりの塩やら風味やらがわかるはずも無く、次回は普通のおにぎりを買おうと結論が出て、今回の検討はこれで終幕とさせていただきたく思うのでした。

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