かすみ荘 - 雑文:コレは何かというと、オフの時に言っていた千葉の牧場の毛刈りショーのイメージ
[もどりゅ]

142. 【牧場戦隊ファーマーV】 (2002.01.22)



○此処は地の果て房総半島。風の吹きすさぶ音の間には、寂しげな葉擦れの音が入り混じる。強く吹く風は、平野をよぎる風なのか、それとも海からやって来るのか。

○360度、周囲をぐるりと見回せば、眩しい緑の平原と、なだらかな丘陵、そしてサイロなどが見える。

○ばばばばばば…。

○突然、平和なこの王国に激しい空気を切り裂く音が響いた。

「めめめめめめめめぇ〜。俺様は怪人ウールゴン!この世界を毛だらけにしてやるめぇ〜!」

○ウールゴン、それは羊の改造人間である。悪の秘密結社南京豆が誇る科学力より、羊の遺伝子を兼ね備えた怪人。身長180センチ、体重120キロ(そのうち半分は毛)、表皮の毛皮は刈っても刈ってもたちどころに生えてくると言うミラクルウール!口から毛を吐いて、たちまち緑の平原を真っ白に染め上げる。

「ウールじゅうたん攻撃めぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

○此処は千葉のまざぁふぁーむ。普段なら楽しい家族の行楽地であるまざぁふぁーむは、ウールゴンの出撃により恐怖のどん底に叩き落されていた。遊びに来ていたチビッコ達が、次々とウールゴンの吐く毛皮に包まれて、無理やり柵を越える踊りを踊らされている。

「必殺、羊が一匹踊りめぇ〜」
「そこまでだっ!」
「な、何者めぇ!?」
「俺達は、牧場戦隊ファーマーV!これ以上、お前の好きにはさせないぜ!」
「かくごなさい!」
「ふん、おまえらなんか、あっという間に毛だらけめぇ!」
?きぃぃぃぃぃぃぃ!?

○高らかな声を上げて下っ端戦闘員がファーマー?に飛びかかる。

「サイロガン!」
 ファーマーVの干草が飛び出すサイロガンが下っ端戦闘員に炸裂する。
「舞浜ブレード!」
 ファーマーレッドの振るったビームサーベル、舞浜ブレードがウールゴンに閃いた。
?がこここここここ・・・・・・?
「痛いめぇぇぇぇ!」
 ぼふぼふぼふと音を立てながらウールゴンの毛皮が燃え上がる。

○戦局危うし、と見て取った南京豆の秘密基地では、落花大王が農村時空発生装置作動を命令した。
「海ほたる将軍、農村時空発生!」
「ははっ!大王様。農村時空、発生!」
 農村時空は時空をゆがめて牧歌的な農村地区を発生させる装置である。その為、時空に取り込まれた人間は、のほほんな気分になってしまい、闘争心を無くしてしまうのだ。
「レッド、あたしもう戦いたくない」
「俺も、いつもの店でカレーを食いたいよ」
「うう、落花大王め」
?ごごごごごごご・・・?
「見ろ、ウールゴンがみるみる巨大化していくぞ!」
「毛だらけ、め〜」
「助けて!ファーマーV!」

○時空に取り込まれた子供達の悲痛な悲鳴がこだまする。ファーマーVの心がのほほんから引き戻された。
「マザーロボ、発進!」
 時空を越えてマザーロボが現れる。
「搭乗!」
「皆、気持ちを合わせて攻撃だ!」
『おう!』
「必殺剣!東京湾横断」
『アクアライン刈り!』
?きゅぼぼぼぼぼぼぼ?
「た、助けてめぇー!毛を、パワーの元の毛を刈られるぅぅぅぅ」
 「見て、レッド!」
 「ああ、毛を刈られたウールゴンが誘拐されていた羊のメリーにっ!」
 「やつらに操られていたんだな」

○こうしてウールゴンは倒された。が、落花大王のたくらみはこれで終わった訳では無い。戦え、牧場戦隊ファーマーV!負けるな、牧場戦隊ファーマーV!

○次回予告○
 どーもー、ファーマーVの紅一点、ファーマーピンクでっす。いつもと変わらない子豚レースに怪人ピッギィが紛れ込んじゃってもう大変!次回、牧場戦隊ファーマー?、ドキドキ!子豚レースは死の香り、にピーナッツシュート!

○エンディング○

うー わんわんわん うー ばうばうばう
わんと吠えりゃ わん つーすりー 牛追いの鐘 高らかに
牧場の敷地中 びゅん ひっととび
ただいま出動 おう  ファーマーV
迷路に隠した巨大ロボ 悪の魔王達をぶっとばせ
毛刈りショーも絶好調 手作りハムも売ってます
ジンギスカンだって あちょー ちょー ちょー ちょー ちょー
驚くほどに美味いんだ
ファーマー ファーマー ファーマー ファーマー ファーマーV
(格好つけんなよ)

○CM○
 みんなのぼくじょうせんたいが前楽園ゆうえんちにやってくる!
 ヒーローショー・毛刈りショー・あくしゅかい・へんしんぐっずはんばい・手作りハム、ソーセージ、チーズ販売・乳搾り体験・などなどもりだくさん。
「みんな、前楽園ゆうえんちでぼくと、あくしゅ!」

○以上、羊の毛刈りショー(イメージ)でした。

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