かすみ荘 - 雑文:エレベーターに乗ったらエレベーターボーイが!とかってやだ。やっぱあるってば、向き不向きは。
[もどりゅ]

159. 【働け、へっぽこおおぇる】 (2002.03.27)



○ちょっと真面目な話、になる予定。

○仕事がつまんなぁいと、友達仮名ミズキちゃんが電話をよこして来た。ミズキちゃんはあちきの様なすっぽこOLと違って、東証一部上場企業という、なにやら魔法の呪文みたいな肩書き(あちきが今いる所もそうだが)を持つ会社で、営業アシスタントというこれまた有能そうな仕事をしている。実際有能なんだけれど。

○ミズキちゃんが言うには「男ってだけで重要な仕事がもらえる。女ってだけで肩書きがついても重要な事はさせて貰えない。つまんない」んだそうな。凄いぞ、ミズキちゃん、さすが出来る社会人、あちきの様に「あちきには関係無いでありんす。あちきはあちきの仕事はしておりんす。面倒な事を人に押し付けなるのはよしなんし〜」などとほざいて定時にダッシュで逃走するすちゃらかおおぇるとは格が違う。とはいえ、重要な仕事ならば面白くて、補佐に過ぎない事はつまらないというのはちょいと違うのではないか。うみゅみゅう、難しくてうまい事言えないがけどそんなんだと思う。

○んでもどゆんだったらやりがいがあって面白いんだと思う?というあちきの問いに、先頭にたって、じゃかすか営業、という様な事を申しておられるのだ。凄いなぁ、じゃかすかですよ、じゃかすか、いやそんな単語は使っていないけれど。ピシッとしたスーツを着て、バシッとした馬具から始まったブランドのバックを持って、ぴろっぽ、と出かけていく・・・嘘です、ぴろっぽは違います。かなり大騒ぎしているにもかかわらず、まだ手に入っていませんとも、S○NYの憎いあんちきしょうなぬいぐるみ。もう2ヶ月だよ、むきゅ〜。とりあえずぴろっぽは置いておいて。

○「だいたいさぁ、皆もいけないよねぇ、とりあえずやっとけばお金がもらえると思っててさぇ。向上心が無いのはバカだってゆってんじゃん」「誰が?」「ええと、伊豆の踊り子書いた人」ミズキちゃん、それは川端康成だよ、ミズキちゃんが言いたいのは、漱石ではないか。確か心だよ。主人公が友人K(だったか?)に昔Kがいっていた事を言う、?向上心の無いやつはバカだ??そうだ。僕はバカだ?のシーンじゃよ。とはいえ今つっこむと電話越しに殺人電波を送らりる可能性があるので大人しく聞いている事にする。

○どうよ、と聞かれたので、「うーん、でもねぇ、男女差別はいかんけど、区別はあるですよ。例えばさ、女っつーもんは大概男より丸く、優しいラインで出来ているし、声だって細くて綺麗やん。だからね、男からしてみたら、やぱしこう大切に扱わねばという意識がどっかにあると思うんだ。だいたいさ、男というものは女の柔らかさというイメージが崩したくないという思いを心のどっかに持っていると思うですよ。だからおんもにびしぃってゆうイメージは、ねぇ」と答えた。「おじょっちゃんの言う事はわかるけどさぁ、私はそこいらの営業の男よりよっぽど出来るんだからさぁ、それなのにやれグラフ作れだの、コピーとれだの(略)これってさぁ、絶対セクハラだよねっ!女は黙ってろとか無言でゆってんじゃねぇ(略)てめぇらがそんなに偉いのかっつー!あたしより後に入って来て偉そうにしてんな!(後略)」どうやら火に油を注いでしまった様である。むきゅ。

○実際の所、男より女の方が大抵我慢強いんだと思う。あちきみたいな例外もいるけど。だから、工場のラインにいられるし、単純な仕事でもやってあげられるし、毎月お腹が痛いのにも耐えられるし、子供だって産めちゃうのだ。性別による向き不向きは確実にある。けど、ミズキちゃんにそういっても聞いて貰えなそうだ。「おじょうちゃんだってつまんないってゆってたじゃん」いや、ゆったけどさ「くだんない事押し付けてくるおっさんがいるってゆってたじゃん」いや、おっさんとはゆってない。おじさん、とゆった「結局つまんない仕事を押し付けられてんじゃん」うみゅう。「どうよ」いや、どうよって言われても。「うーん、つまらない事もあるけど、面白い事も多いよ」「いーねーぇ」「いや、だってさ、面白くしてるもん」「面白く?」「うん。メールを送る時の文章をやたら凝ってみたり、図面出力を自分なりに時間と勝負してみたり、お友達をたくさん作ったり」「私、遊びに行ってる訳じゃないし。それに仕事関係の友達なんていらないもん。やつらやる気無いから」うきゅう、はまってるなぁ。

○こうゆう時は何をいっても駄目なのだ。何を言おうが「どうせあたしはぁぁぁ!」とやらりてしまうに決まっている。うみゅ、こういう時は必殺、責任押し付けじゃ。「ういじゃさ、男性と全く同じ仕事してるサクラちゃんとこに電話をしなせい。したらば道は開かりるやも知れません」「あたしと話すのが嫌だとゆうのねぇ」「だってさ、kasumiさん嫌なお仕事をそれでもこなしてるOLだも。OLって気楽だねぇ、って言われないも。ちゃんと認めらりてるも。ミズキちゃんはさ、お仕事出来るんだから、上に認められなくても、周りに認められれば評判が上がって、結局下から押される様になるってゆう方法を頭から排除してんだも。根本的にOLってゆうのはオールマイティーな能力を求めらりる仕事だと思っているから話合わないも」「う〜、分かった、かけてみる」ぷち。電話切れる。

○その後、仮名サクラちゃん(林檎使い。デザイン屋さん)より電話があって、ミズキちゃんはパソコンの何やら教室に通って、営業の野郎どもをぎゃふん言わす、と息巻いていたそうである。「あたし思うんだけどさぁ」「ういうい?」「鼻先にニンジンぶら下がってる時に必至に走るのって男だよね。目標やら数値やらが決まっている事に必至になれるのって男なんだよね」「ういうい」「だからさ、分かりやすい営業なんてぇもんは、単純な男をぴしぴしムチくれて、時には角砂糖でも与えて、うまい事働かせればいいと思うんだ」「サクラちゃん、それ、過激なりよ」「だって統計的に考えたってそうじゃん」うみゅう、そかもだけど、いやでも、まさにアメとムチ。「んでも良くミズキちゃん納得させられたよね」「うんにゃ、納得してないよ」「へ?」「そんなオバカな上司やら同僚のいる会社ならば、先ずは資格をとって分かりやすく自分の価値を認めさせてごらんってゆった。もしそれでも駄目ならそんな会社辞めちゃってうちの試験受ければっつといた」「そですか」

○結局、あちきの提案らしきものは一蹴されてしまったらしい。ま、そんな事だろうと思ったけれど。あちきのやっているOLはお気楽だけれど、あちき以外の人は一生懸命責任を果たしていると思う。周りを見てもそう思う。だから、OLっていうのはとっても大変な仕事なのだ。人付き合いも出来なくちゃだし、単純作業もミスをしないでこなさなくちゃいけない。周りの人に気を使ってあげられる方がいいし、たくさんの雑用に折り合いをつけて頭を使ってこなさなくちゃだし、ひとつの事だけやってる訳にもいかない。そういう事だから、OLってつまらなくないよ、と言いたかったんだけど、うまい事伝わらなかった。

○ともあれ、他の皆さんにはぜひ頑張っていただきたい。さするれば、仕事の空き時間にこうやってダメ文を書いたりする、お気楽OLも救われるというものである。って書いてないで働け、あちきよ。それにしても、サクラちゃんの会社の男の人達は、サクラちゃん達にうまい事働かされているのかなぁ。一応デザイナーさんには男女差が無いってサクラちゃんゆってたのに。そいえば昔っからサクラちゃんは人使いが上手くて…。

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