かすみ荘 - 雑文:エスカレーターがあるという間違い記憶もあり
[もどりゅ]

163. 【再認識する】 (2002.04.01)



◇今回の雑文は解らない方には全く解らないお話でございまする。

○浜松町に東京貿易産業センターという建物がある。実はそこに行ったのだ。もう何年も行っていなかった場所なのだけれど、そこでちょいとしたイベントがありまして、そんでもって行ったのですよ。

○東京産業貿易センター、通称都産貿は一昔前は平和島にあるTRC、東京流通センターと並んで、同人イベントを行う2大会場でした。あ、でも晴海があったな。ま、あそこは別格でしたから(どう別格かというと、大きなイベント会場でしたさ。詳しく書くのは面倒なので、略。聞きたい方にはじっくり説明。あちきの前に座りなんし。じっくり1刻かけて話すでありんす)。ともかく、あちきが高校生の時に月に2、3回は通っておりました。コスプレしに。

○さて、久しぶりに行った都産貿、懐かしい机の大きさ、パイプ椅子、階段かエレベーターしか無いと言う階毎の移動手段。実に実に懐かしい。「都産か、何もかも懐かしい」とか言ってもいいくらい懐かしい。もきゅきゅきゅきゅ。高校生の時、ここで振られたのですよ。ああ、青春。しかも3回。凄いわ、あちき、高校時代に同じ場所で、3回も振られて、しかも相手が皆コスプレーヤーだなんて、なんて、なんて、濃ゆいのかしら、あちきの青春。

○振られた場所も当然3箇所。建物の外の変なオブジェの前、3階の窓際、5階の窓際。考えてみれば、19歳に初めての彼氏と呼べるものが出来るまで(とはいえ何もないままさくっと別れましたが。あちきは男の人を見る目が無いらしい。某ぽいぽいさんにも言わりた)8回振られた経験がございますが、その中の3回が都産貿で行われているのねぇ、と、本日再認識。

○思い出してみるに、一回目は小太刀のコスで久能に振られ、二回目はミネアでぴーちゃんに振られ、三回目はティータでガイに振られたんですよ、確か。一般人には解らない、そこはかとなくお間抜けな振られ記憶。ともあれ、これが全部解るのも問題がある様な。見事正解の方には想い出の衣装を一着プレゼント(嘘、というより要らないと言われるです、多分)。

○そんな想い出をつらつらと思い出している間にも、あちきの前をお人形さんの様な格好をしたお嬢さん、お姉さん、おば・・・、が通り過ぎて行くのです。本日のイベントは動物と銘打ってあるも、?ドール(アイドルって言いたいのでしょうね)という人形イベントの間借り形式。大きいお友達が萌えなお人形や、大きい少女の乙女心をくすぐるお人形を売ったり買ったり、土星さんなイベント会場の端っこですから、そんな人を延々見る事になったのも当然でございます。ああ、ピンハやゴスロリやミルクやメイドさんでお腹がいっぱい。

○折角なので、あちきの知らない世界を覗くべく、お人形さんを見て廻る事に。ぷらぷらと歩いていると、なかなか興味深いものが売っている事がわかりました。挿げ替える為の人形の首とか、セクシー下着セットとか、美しい人形の手足とか、人形の為の食器とか、人形のアクセサリーとか、買わないけれど実に面白くてよく出来ているものですねぇ、と感心。あちきはこんなものを作る器用さはございませんもの。それで、ぷらりこぷらりこ歩いていたら、いらっしゃたんですよ、青春の思い出の一端を担って下さった方がお一人。

○仮にその方をAさんとお呼び致しまする。Aさんは当時高校生だったあちきに色々と親切にして下さっていて、イベント入場前の列で場所をとって下さったり、わざわざ飲み物を調達して下さったり、荷物を持って下さったり、折りたたみ椅子を用意して下さったり、飲みに行く時に切符を間違えない様に買って下さったり、全然違う方向なのに送って下さろうと毎回おっしゃったり、何故かあちきの家の近くに詳しかったり、誕生日にお花を下さったり、毎回写真を撮って下さって次回には焼き増しして下さったり、本人ですら忘れているあちきの話を細かく覚えて下さっていたり、電話をばんばん掛けて下さったり、会うたびにプレゼントを下さったり、・・・。今、考えると軽いストーカーの様な気が・・・。あうあう、若い頃のあちきよ、気づけ、少しは。そいえば最後に結構もめたらしいし、しかもそれは後から聞いた話だし、あちきの知らない所で、あちきの問題が片付いているとは、不思議不思議。当時の常連コスプレーヤーの謎ですな。女子の問題は、知らない所で年上のおじさま方がずばっと解決。で、Aさんは又別の女の子に近づいて・・・。(その後不明だったですよ)

○Aさんはあちきには気づかずに、可愛いお嬢さん達を追いまわしていた。どうやらAさん、高校生のお嬢さんがお好きらしい。時が経っても己のポリシーを貫くAさん、素敵だ。素敵だが、あちきのこれからの人生とは二度と交差しなさそうだし、しなくても良い。人の好みに云々言うつもりはないのだけれど、個人の思想とか好みとか、そういうものは変わらない、変わりづらいものなのですねぇ、と再認識させて下さる出来事でした。うみゅみゅ、深い。

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