かすみ荘 - 雑文:世界という空に消えない虹を描く架ける
[もどりゅ]

164. 【何処に向かおうとしているのか】 (2002.04.03)



○あちきが勤務している会社は世界に羽ばたけ、観音カメラの子会社である。あちきが実際に勤めているのは世界に羽ばたけ、観音カメラの本社である。子会社の社員のくせに本社にいるのは、大人のしがらみというやつが働いているらしい。本社にいるせいで、勤務時間などの体系は全て観音本社に合わせている。たとえば、あちきの会社は9時間拘束、8時間作業なのだけれど、あちきは8.5時間拘束、7.5時間作業をしている。ま、残業もあるのでそれなりに働かされてはいるのですが。

○そんな世界に羽ばたけな志を新たにすべく、観音カメラでは社歌をリニューアルする事になった。題して共生のハーモニー。最初、強制のハーモニーとか、強請のハーモニーとか、嬌声のハーモニーなどの漢字でイメージして笑っていたのだけれど、そんなものでしょう、共生。

○以前の社歌は会社が設立して名前が変わり(精密うんたらという名前だったのだ)、少ししてから出来たそうで、かなり古い。しかも歌いにくいのだ。こちらは、たったひとつの地球。どれくらい歌いにくいかと言うと、へろへろ〜っとしたメロディーライン、へだらな英語、ふ〜んとかいうハミング部あり、といったちゃんとした人にお願いしても、何やら会社と言うフィルタがかかるとぼやーんとした状態になってしまうらしい。うみゅ、凄すぎ。

○んで、新しい社歌を作ったのだから、社員一同歌えねばなるまい。とすれば、みんなの心がまったりとしている時に聴かせればよい、と判断したらしい。お昼休み、ご飯も食べ終わってぼけ〜っとインターネットであちこちの雑文を読んでいたら、じゃかじゃんっと新しい社歌が流れてきたのだ。学校の全校放送のやうね。社員、笑う。当然グループ会社、子会社の社員も歌えねばならない。という訳で、CD配布。しかも一人一枚。

○こんどの曲は歌いやすくしました、とアナウンスされていて、確かに流れてくる曲は歌いやすそうである、そうであるが、歌いやすいのと、歌いたいのは違う。あちきのなかでこれと似たイメージは、ラジオ体操のオープニングとか、某光の世界の洗脳曲だったりする。しかも3番まであるのだ。おかげさまでサビの部分が頭を流れていて、仕事の効率下がる、下がる。こりは新手の攻撃か、おい。

○さて、世界に羽ばたいちゃう観音カメラであるからして、地域の皆様に愛し愛される企業になるべくの計画も社長自らたてました。今年の7月より実施しちゃいます。フレックス出勤禁止、ついでに駅からの一列出勤。フレックスを禁止するとどうして愛されるかと言うと、だらだら出勤したりしない、爽やかイメージで勝負するのだそうでする。今は長時間に渡って、駅から会社までだらだら歩いているのだけれど、定時出社を実行する事により、きっちりぱっきり出勤になるから素敵という事らしいのだけれど・・・。

○ちょいと考えてみれば無理がある計画の様な気がしてならないのです、あちきには。全部で6000人以上いる社員を半分に分けて、第一組を8時半、第二組を9時出勤にするという事は、短い時間に大量の人間が駅に集結するという事になる訳で、その集結する駅は2つあるのだけれど、8割は私鉄のちっちゃい駅を利用している訳で、しかも車両が3両しかないのに、学生とぶつかる時間に出勤しなくちゃいけない訳で、その状態で一列に並んで歩こうとしてもそれは無理なのだ。駅から人がぽろぽろこぼれてしまう。ぴく○んか、あちき達は。

○そんな訳で、この夏から観音カメラは8時半前から9時までの間に、しゅたっと並んで片側通行いたします。電車もきつきつになると思いますが、気持ちの良い整列出社の為ですので同乗される皆様にはご理解をいただける様お願い致します。ご協力いただく皆様には、素敵な社歌のCDを抽選でプレゼントさせていただきます(嘘)。某そふま○ぷの歌よりも強烈です。東京混声合唱団の皆様の力の入った歌です。

○にしても、こんなCD作ったり、出社時間を定めたり、会社の目指す方向がわからないあちきです。うみゅ、一平社員には到底理解不能なのか。地域共生。

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