かすみ荘 - 雑文:何をやっているのやら
[もどりゅ]

176. 【名古屋旅血紀行】 (2002.05.04)



○め〜えきと聞こえました。実際めー駅で良いそうです。ちょっと可愛いぞ、めー駅

○名古屋に行ったのです。新横浜から一直線、のぞみで行くからねー、というCMを昔見た思い出とともに、のぞみで名古屋まで行ったのです。メイン旅行内容は名古屋プレゼントコミケなるイベントに参加する為で、ついでにミソカツとやらとカレーうどんを食し、名古屋城を見て、献血をするという予定でした。わざわざ新幹線に乗って、大した事をしないというのが、ある意味ネタでございます。素晴らしい。

○出発時の新横浜は、ばっちり小雨のお出かけ日和。どう考えてもしょってからネタに困らない天候に、ちょっとがっくりきたり。これでちゃんとと観光出来るのやら、と不安になるも、折角新横浜まで送ってくれた父に笑顔でいってきますの声をかけてびゅうプラザへ。ここではたと気がついたのですが、あちきは一人で新幹線に乗った事が無く、今までの人生の中で一人旅の最高距離が自分の会社の本社、距離は解らないけれども、埼玉ですから隣の隣の県である事に気がついたのでした。勿論、新幹線の切符の買い方もわかりません。が、あちきもいっぱしの大人です。どうすれば良いかくらいわかるのです。どうやら自動販売機でもこだまとひかりの切符は売っている様ですが、あちきのまま上がゆっておりました。曰く「こだまは時間がかかるからのぞみにしなさい」いやさあいあい。のぞみです、のぞみ。のぞみでゆくからね〜というCMも何年か前に放映されていたではありませぬか、あちきよ。あの、のぞみ様に乗れば良いのです。嗚呼、あちきが一人で新幹線に乗る日が来るとは。しかも、CMにもなったのぞみ様に乗る事になるとは。いいから、早く切符を買いなさい、あちきよ。

○新幹線乗車券と書いた窓口に並び、しばし待つ。受付のお嬢さん、優しそうだけれど、忙しくてちょいといらいらしてそうな感じであるが、そんな事は気にせず注文を、
 「名古屋に行くので、今から20分前後に新横浜に来るのぞみの切符を一枚下さい」
 「大人一枚、ですね」
一瞬、当たり前じゃ、こちとら旅行用のキャリーを引いてるやんかっ、あちきの何処がガキに見えるか、うらぁ、という思いがこみ上げるも、知り合いの子供の為に、わざわざその子供の荷物を持って切符を買いに来た親切な妙齢のレディに見えている可能性も否定出来ないので、
 「そうです」
 「大人一枚、名古屋までのぞみ号で、禁煙席になりますが宜しいですか?」
まーてーい、のぞみは全席禁煙と聞いていたが、そりはあちきの勘違いですか?それ以前にあちきがニコチン中毒に見えますか?あちきは嫌煙家ですが、もきぃ。
 「かまいません」
 「では、八時×分発、のぞみ○号、2号車19列、C席にお席をお取りしました。一万七百円になります」
うみゅ、高いか安いかちとわからぬが、2月19日生まれのあちきにぴったりの席である。素晴らしい。ありか、お嬢さんはえすぱぁか、あちきの誕生日を知っているのか。うみゅう、さては組織の回し者ねっ、ってだからその組織とは何なのだ、あちきよ。

○朝ご飯を食べていなかったので、早速売店でお弁当を買う。柿の葉鮨を購入したのだけれど、実の所ぎりぎりまでシュウマイ弁当にしようかどうしようか迷っていた。やはり、横浜市民たるもの、シュウマイ弁当を食さねばならないとも思うのだが、いい加減お子様の頃から食べているお弁当であり、あちきが一つ弁当を購入せずとも崎×軒ともあろう大企業は痛くも痒くもないであろう。とすれば、贅沢に鮨を食べてもよいよい。

○のち、ぷわぁ〜んとやって来た新幹線に乗車、旅を満喫すべく車内をうろついたり、グリーン車をドア越しに覗いたり、給水機の不味い水を味わったり、意味も無く洗面所で手を洗ったり、世界の車窓からごっこを心の中で行ったりしている内に名古屋駅に到着した。もう少し落ち着いて乗っていられないのか自分、とちょっと突っ込んだり。

○困った事に、名古屋駅から会場までの地図を忘れて来てしまっていたので、駅員さんに目的地、名古屋メッセまでの行き方を聞く事にする。あちきは聞くは一時の恥どころか、聞くのは便利でよいよい、と思っているのであっさりと駅員さんを捕獲、が、何時も通りではなかったのだ。
 「名古屋メッセに行きたいのですがどう行けば・・・」
 「展示じょーねぇー、ここね、めーえきからはばんせーでかなまちでちかてっにってー、なーやこーからばすですー」
はぁ?どうやら名古屋の人は早口で、語尾の延ばす部分が標準語と違っているらしい。あちきの困った顔に、駅員さんは同じ事を繰り返してくれで、何とか八番線でかなまちとやらに行き、そこから地下鉄に乗り換え、なーやこーとやらからバスに乗ればよいという事が判明した。そうなれば話は簡単である。八番線を探せば良いのだ。が、駅員さんよ、何故あちきについて来る?しかも何故にあちきの前を歩き出す?さらに、特大の笑顔で乗る電車を指示してくれているのだ?もしかしてあちき、ダメ人間と思われていますか?

○その後、地下鉄の案内嬢の手を煩わせ、なーやこーが名古屋港である事を知り、バスが横浜より10円も安い事を認識し、結局イベント後に見ようと思っていた名古屋城がしょぼしょぼ降る雨に阻まれて見られなかったり、ミソカツが甘くてどうして甘いものでご飯が食べられるのだろうと謎に思ったり、お味噌汁の味が赤味噌だかなにやらのせいで濃ゆくって、これはご飯が食べにくいなぁと思ったり、色々な感想を持って帰りの新幹線に乗車したのでした。

○えと、それで一番名古屋弁がばんばん聞けたのは名駅前献血ルームでした。看護婦さんの皆様お騒がせしました。あちきが横浜から来た、といったらやたらと話し掛けていただきましたが、実は話の三分の一位は、方言とスピードの速さで理解出来ていませんでした。次は頑張ります、って、行くのか、あちきよ。しかも献血ルームに、新幹線を使って。

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