かすみ荘 - 雑文:かつおだしでもいけます。
[もどりゅ]

200. 【深遠なるコンソメ】 (2002.07.03)



○夜中になるとあちきは動き出す。正確には夜中ではなく、10時過ぎ、であるのだが、母が夜中と言っているので、そちらを立てる事にする。勿論、昼日中も蠢いているのであるが、夜になると動く、と母が言うのでそちらを立てる事にする。

○夜中に何をしているかと言うと、お腹が空いて眠れなくなり、何かしら食べるものを探してキッチンに出没するのである。ちょっとだけ食べれば満足であるというのであれば、買い置きのうまい棒(サラミ味)などを2、3本食べれば済むし、口に何か入れれば満足と言うのであれば海苔をぱりぱりと1、2枚食べて寝てしまうのであるが、大抵、炭水化物を求めて彷徨う事になる。

○残り物のご飯があれば、お茶漬けにして食べてしまったりしていたのであるが、最近、母が計算して残している事があり、翌日怒られるという事もあるので、米を加工する事が増えた。にしても、成人した妙齢のレディーが、夜中に残り物ご飯を食べて親に怒られるというのは如何なものか。しかしながら、あちきの燃費は非常に悪く、夜中に何か食べないと体重が減ってしまう事もあるのだ。壊れかけた1970年代のお米の国の車に例えられた事もある。それくらいであるので、夜食を食べないと空腹で起きてしまう事もあるのだ。恐るべし、寝る為に必要なエネルギー量。

○その米の加工法であるが、とにかく煮るに尽きる。リゾット、と書けばお洒落感たっぷりであるが、様は出来損ないのおかゆである。しかも具が冷蔵庫の中身で変わるので、自分ながらに如何様に呼んで良いのか悩む。さらに、普通の鍋で煮ると焦げ付く可能性があるので、人気駅弁横川の釜飯の釜で煮ている。一度、釜を捨てられてしまい涙を零す日々を過ごしたが、最寄り駅のスーパーで駅弁市を開催した際に新たな釜を手に入れたので現在は快適夜食ライフを送っているのだ。

○作り方であるが、釜に軽くといだ米を食べられると思った量入れて、釜の三分の二くらいの水を入れる。この時にブロックのコンソメを一つ入れるのだ。つまり、洋風なのである。困った時はコンソメである。とにかく、色々なお野菜やお肉のエキスが生きているのだ。ほりこめば最低限の味がつくのだ、コンソメ。 のち、冷蔵庫を開けて具を物色する。良く入れるのは細かく切ったベーコン、小口切りの長ネギ、溶き卵、油揚げだったりする。長ネギが無ければ玉葱を入れるし、ベーコンが無くて豚コマを入れた事もあるし、タラコを入れた事もある。タラコを入れる場合、ちゃんとばらしてから入れないと、固まってしまう事もわかっているのだ。油揚げを入れると、一気に増えた様に見えるので嬉しい。嬉しいのだけれど、人様に話すとコンソメと油揚げの取り合わせは嫌がられる事も多いので公然の秘密とする。

○そんなこんなで今夜も楽しくお料理の真似事を・・・。はうっ!コンソメが無いではないか。うーみゅみゅ、こうなったら丸鶏スープで中華風に。そうだ、ごま油を入れてみてはどうか。ごま油の芳醇なかほり、そして煮える米。お塩と胡椒を適当に入れて、出来上がり。うみゅ、美味しそうである。いや、美味しいに違いない。今夜のきうぴい真夜中20分クッキングも素晴らしいぞ。早速食べねば、食べてお腹一杯になったら、幸せな気分で横になるのだ。ぱく。

○結論。ベーコンと油揚げとごま油を米と一緒に煮ると油分多すぎ。

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