かすみ荘 - 雑文:喉に菌が繁殖って書くと気持ち悪いな
[もどりゅ]

202. 【げふげふげふ】 (2002.07.11)



○咳が止まらないのです、げふげふげふ。風邪をもらったらしいのですが、喉だけ治らずに、脹れっぱなしなのです、げふげふげふ。夜も咳が止まらなくて、ぐっすり眠れないのです、げふげふげふ。

○でもうちの会社には社内診療所があるのです。しかもちゃんとお医者さんが常駐しているのです。だから、診察券を持っていけば有料で診察してくれて、有料でお薬を出してくれるのです。げふげふげふ。

○診療所の受付の人は可愛いのです。あちきは可愛い女の子や、可愛い女性が大好きなのです。行きつけの歯医者さんも可愛い歯科衛生士さんが揃っていて、頭の方から覗き込まれると、あちきの頭に衛生士さんのお胸があたって、同性ながらにどきどきなのです。ので、診療所に行くのも楽しいのです。げふげふげふ。

○結局、痛み止めと咳止めを貰いました。これで夜、ぐっすりです。べふべふ。

○ところがところが、やっぱり夜に咳が酷くなるのです。これでは昼間の仕事の合間に寝るしかありません。げふげふぐうぐう。こう見えてもいんちきおおえるですから、居眠りなんぞするような事はいけません、いけません。起きていたってたいした仕事はしていませんが、やはり、人様の受けが違います。少なくとも起きていなくては、べふべふ・・・ぐうぐう・・・べふ・・・ぐう。

○仕方が無いので病院に行く事にしました。ちゃんとした総合病院です。ちゃんとしていない総合病院というのがあるのかどうか、ちゃんとした総合病院とは如何なるものかわからないけれど、行きつけの総合病院です。げふげふげふ。会社は午前中お休みです。有給休暇というものを使って、自分の健康管理をするのです。風邪かも知れませんが、熱は微熱だし、鼻は出ないし、耳鼻咽喉科に行きました。げふぃげふぃげふぃ。
 「声が出しにくかったりしますか?」
 「はい」
 「充分出てると思うんだけどねー。普段、もっと声出るの?」
 「え?出ます、出ます」
どうやらあちきの喉はちょっと具合が悪い方が通常人と同じくらいの機能で働くらしい。おかしい、あちきが自分で聞こえる声はかなり小さいのだけれど。いつもみたいな張りが無いし。
 「はい、口を大きく開けてね。べろを持つから我慢してね、ちょっとだからね、はい、大きく息をすってぇー」
先生はあちきをお子様の様に扱います。何故でしょうか。うみゅみゅ。
 「あー、これは声帯が腫れてますねぇ、うーん、凄いね、良くこれで声が出るね」
ううう。
 「薬は何か飲んでるのかな?」
ごそごそ。会社の診療所で貰ったのを見せると、どうやら先生はご不満らしい。
 「これだけ?これじゃあ腫れがひきづらいでしょ。抗生物質を出しますからね、来週また来れる?」
う、そりは、また来週、あちきに会社を休めと?んでも、声が出ないのははっきりゆって凄くストレスが溜まる。眠れないのも困る。
 「来ます」

○ふらふらと会計窓口に向かうあちき。ああ、こうやって日本の医療費は増えていくのだ。んでも、あちきは一生懸命だらだら働いて、ちゃんと健康保険料も納めているのだ、のだ。だからこりは権利なのだ。
 「1760円です」
む、そいえば値上がりしたのだ。皮膚科はいつも500円程度なのに、おっきい病院は高いのだ。んでも、病院ってどれくらい儲かるのかなぁ、お医者さんは凄いと思うけれど、自分はなれないしなろうとも思わないなあ。だって、人の命を預かるの恐いもん。

○んで、その日の夜、落ち着いて眠れたかというと、げふげふげふは持続していてそのうち落ち着くと思っていたらば全然落ち着かない。くらくらする頭で出勤してとにかく薬を飲む毎日。べふべふ、げふげふ、ぼふぼふ。

○して、その二日後、お昼に薬を飲もうとして家に置いて来た事に気がついた。別に一回くらいお薬を抜いたって問題ないなりよ。と楽観的に考え、その旨をぷにぷに雑文書きの人にメールで送ると、抗生物質はちゃんと体内で一定量に保っておかないと、他の病原菌が感染して死ぬので何とかして薬を手に入れろ、なるお言葉を頂く。そんな簡単に人間死なないなりよーと返すと、笑い事ではなくて、結核とかにかかったら確実に死ぬと念を押され、しぶしぶ会社の診療所へ。当番のお医者さんにその旨を伝えると、
 「ああ、この薬はここに置いてないね。じゃあ処方箋を出すから、近くの薬局で貰ってね」
とぺらりこと処方箋を渡された。む、あちきはこの近くの処方箋を受付する薬局を知らない。この暑いのにそんな当ての無い旅に出たらそれはそれで死ぬ。ともあれ、そうも言っていられないので、ふらふらと会社を出て、近くの救急病院付近へ。無い。さらに先にある眼科と皮膚科の間にちんまりと薬局を発見して何とか処方してもらう。どうやら、あちきの余命はまだまだあるらしい。

○んで、次の週に耳鼻咽喉科に行くと、
 「どうですか調子は?」
 「変わらないです。えふえふ」
 「では喉の奥を見せてね・・・。ああ、扁桃腺が腫れてるね。じゃあ薬を変えるから、また来週来て。それで、もしも気分が悪くなったら明日とか明後日とかに来てもいいから」
 はう。
 お医者さんの人よ、あちきにそうばんばんと平日来いと言うのは、仕事をほかせという意味ですが。この不況下で出てこないやつは首だとか言われたら、あちき、無職になってしまいますが。
 「こられるよね」
 「うう、来ます」

○現在、変えた薬が体にあったのか、とりあえず咳も少なめ、喉の痛みもまあまあになってきた。しかしながら、週末に行くつもりだった徹夜カラオケは出席厳禁であるらしい。うみゅう、その一瞬の為に声を捨てるってなんとなく格好良いと思うのだが・・・。やめとけ、あちきよ。

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