かすみ荘 - 雑文:飲むだけでみるみる、はないと思う
[もどりゅ]

203. 【基本は焼くな】 (2002.07.17)



○夏真っ盛り、猫まっしぐらである。某幕張大学のミッチーが学園祭にやろうとしていた劇のタイトルであるのだが、そんな事に気がつく人は少数派であろう。うみゅ、気がついた人、語りましょう、明日香ちゃんの仕送りはどの程度であるか。

○真っ盛りなので、ウルトラヴァイオレットレイズがばんばんと降り注いでいる。ウルトラヴァイオレットといっても、正義の味方でも、悪の手先でも、ウールゴンの仲間でも無い。太陽光や水銀灯に含まれる殺菌効果を持ち、可視光線よりも短い波長の電磁波である。電磁波と言ってもこんばとらあぶいの親戚では無い。波長の長さは約400nm〜1nmだそうな。日本語で言うと紫外線。ウルトラヴァイオレットを略してUV。うみゅ、今薬局や化粧品のカウンタに行くとUVケアと称して数限りない商品が陳列されている。テレビでも、奥様が通りすがりのお姉さんの色の白さの秘密を知りたがっているのだ。

○白い方が良いのか?ここではたりっと疑問にぶち当たる。ちょっと昔、やりすぎではあったがヤマンバギャル(死語)というものが渋谷を中心に繁殖し、色が黒ければ黒いほど良しという鉄の掟を守るべく、日焼けサロンに通ったり、焼けにくい体質のお嬢さんに至ってはわざわざドーランまで塗っていたらしいのだ。その時は、黒い方が良かったのでは無いか?急に反転なのか?オセロじゃあるまいし。オセロと言えば中島さん、素敵です。
 「でもね、昔から年齢層が上では白い方が良いとされていたからね」
小姉さんが言う。確かに、美白の秘密を知りたがっていたのは奥様なのだ。色が白いと7つの難を隠すという。白ければ7つもの欠点がちゃらになるのだ。それはもう、白くなるしかない。透けるほど白くなる、さするれば、10個位に増えるかも知れない。グラスフィッシュなどは美しいという他無いのであろうか、否、恐いです、骨まで透けているのは。

○たびたびこちらの駄目文章で書いているが、あちきは元々色が白い。それは皮膚が弱いせいであるのだが、美白なるものが持て囃されている現在、あちきの様な体質を羨ましがられる方も多くいらっしゃる。果たして、口紅を塗っても平気な日が無いという生活が羨ましいと本気で言っているのか、あちきに解る筈も無く、やはり、お化粧をするのであれば、どんな色であれ口紅を塗らないと、なにやら中途半端な感じになってしまうのだ。妙齢のあちきとしても、それくらいならいっそすっぴんで出かけた方がましである、という判断を下し、特殊な場合以外は素顔でどうだとばかりに出歩いている。勿論、過去に出席したオフ会もほとんどノーメイクであり、あちきの思い切りの良さというか、いい加減さをかなりの人にアピールしている次第である。ちなみに、オフ会はノーメイクでどうだ、であるがコスプレをする時は化粧をする。翌日は皮膚科に行かなくてはならないが、やはりキャラクターを表現する為には化粧も必要であろう、うんうん。

○そんなあちきに色白になる方法を聞く方が大勢いらっしゃる。いらっしゃるのだが、教えて差し上げるとなにやらがっくりされてしまい、折角伝呪、ではない、伝授しているあちきとしてもつまらない。劇的に白くなる方法を知っていたら、あちきは今頃、骨まですけすけである。すぐ調子にのるあちきの事だから、アルビノ種も真っ青、今頃は青い目になぁっちゃぁって〜、異人さんのお国にいーるだーろぉー、である。にしても、日本人に青い目は無理だぞ、赤い靴の歌よ。茶色になるだけだぞ。

○という訳で、折角説明してもがっくりされてしまう美白方法をここでこそーりと世界に向けて発信する。但し、我が家の関係者には発信しない。最近、父がパソコンに触る時間が増え、ちみっと戦々恐々としているのだ。ういうい。
 1:とにかく焼くな:日焼けをするからメラニン色素が増えるのだ。日向に出てはいけない。
 2:外出時には日傘をさす:日陰があればそこを忍者の如くに行き来すれば良いのだが、日陰が無い場合に備え、自力で日陰を作る。日傘を持つのが邪魔だという方は虚無僧の様に編み笠をかぶればよろしいかと思う。
 3:何が何でも長袖:かなり暑い思いをするが、白くなる為である。ここが我慢のしどころ。その代わり冷房に強いし、汗も吸い取ってくれるので便利だ。
 4:出来れば黒を着る:黒は紫外線を吸収する。肌に届く前に紫外線の日焼け成分を取り去ってしまうのだ。激しく暑くなるが、焼かない為には我慢だ。
 5:ビタミンCを取る:ただ通常の摂取量を取るだけでは足りない。通常量の3倍以上取り入れてしまうのだ。色を白くするにはCなのだ。余分に取っても体外に排出するので問題無い。
 6:ビタミンEを取る:これは通常の摂取量で良い。取りすぎるのは良くない。

○あちき流の美白大作戦に基づいて行動すると、プールや海に行くのは構わないが、照り返し防止の為、長袖、パンツに身を包み、日傘で顔と手をカバーし、足も靴下を着用しなくてはならない。勿論、海に入るなどもってのほかである。どうしても入りたいというのであれば、ダイビングスーツなどに身を包み、手には軍手、足には足ひれ、日傘をかかげるしか無いであろう。ぷ、かっこ悪。潜水すれば日傘は不要ではないかという考えもあるが、ある程度の深さが無ければUV様はばんばんやってきやがるので油断がならない。やはり、深編み笠辺りをかぶってみては如何かと思う。事によっては、海坊主の誹りを受けるやも知れないが、これも美白の為である。しかも、海坊主は色が青ざめているらしいので、それと間違われるという事は、美白はもう手に入れたも同然ではないだろうか。

○結局、一番紫外線対策となる風体は、某秘密結社?くーくらっくすくらん?のとんがりローブが最高ではないかと思われる。▲なシルエットで、目の部分だけに覗き窓を設ける。色は当然黒。そして、ビタミンCを大量摂取すれば、その働きを助けてくれるビタミンEの働きにより、肌が白くなっていく筈である。ここで注意しなくてはならないのだが、ビタミンCを摂取すると、日焼けをしやすくなるのだ。代謝機能が高まる為に、日にあたろうものならば、ばんばん焼けていく。高めた代謝機能は日に当たらない事により、必要の無いメラニン色素を少しずつ減らしていくのである。

○それにしても、太陽にあたっても日焼けしない方法を、と言われても答え様が無いのだが、どうやら皆が聞きたいのはそっちらしい。夏などに、あちきがぶんぶん自転車に乗っているのに日焼けをしないのは何故か、とかそういう事らしい。いや、だって、夏に自転車乗るのは夜の8時過ぎからだし。昼間に乗る時は長袖、ジーパン、帽子に、軍手だし。そんな簡単に日焼けを止められたら、誰もあちきなんぞに聞かないと思うのだけれど・・・。

○蛇足であるが、過去に、チャドルを模した日焼け防止服を作成、その上でさらに日傘をさしてお外に着ていったところ、当局の人に職務質問された。何故だ、何故、中近東の人が着ていても当局の関知ところではないのに、あちきが着ていると職務質問なのか?それはあれか、日傘がいけないのか?でも日傘をささないと手首から先と目元周辺が焼けるではないか。ねえ。

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