かすみ荘 - 雑文:考えたら衣装も間に合っているのだな
[もどりゅ]

209. 【強運と悪運:強運編】 (2003.02.10)



○夏である。かつてあちきの友人は「夏の風物詩は夏コミ、冬の風物詩は冬コミ」などととんでもない事を言っていたが、彼女にはお正月やお盆は無いのであろうか。そりとも、生まれてすぐに次のコミに参加し、死ぬまで、車椅子だろうがストレッチャーだろうが、どんな手段を使ってもコミに参加するのであろうか。むうむう。

○そんな訳で夏コミというものに行って参りました。ちなみに、コミとは、コミケットの略で、コミケットはコミックマーケットの略なのです。何をしているかというと、様々な老若男女な人々が、自分なりに作成したマンガや雑貨、コンピューターゲーム、小説、おされな服などなどなどと多彩なものを売ったり買ったりしているのです。ええと、フリーマーケットみたいな感じです。ただ、フリーマーケットと違うのは、売り場のスペースが机の上(本とかがメインだからね)という所です、ええ、ええ。全然違うという意見もござりましょうが、そこはそれ、いめぃじをこうお伝えするのです、するのです。会場は有明国際展示場。埋立地なのです。その埋立地にある、ちょっとした広い広い展示場に、みちみちと40万人の人がっ!ええ、ええ、いくらちょっとした広い展示場とはいえ、40万人も集まれば、あっという間に海の底です。毎回、海水につかりながら開催しています。嘘です。他にも、自分の好きな、アニメや、ゲームや、歌手や、アイドルや、そんなものの格好をしたりもするのです。それをコスチュームプレイ、略してコスプレ、それを行う人の事をコスプレイヤー、略してレイヤーと呼びます。ええ、呼ばれますとも、あちきも。

○ともかく、その夏コミというものに行って来たのです、参加したのです。彼の人である、某ろりろり雑文書きの人が、その夏コミに販売スペースをとったという事で、それはもう、荷物置き放題を合言葉に、参加したのです。その為のおされな衣装も作りました。前日、ちゃんと間に合う様に時間を決めて、就寝したのです、が。

○うみゅう?不思議です。ちゃんと早起きしたのです。そんでもってお弁当などを作成していたのです。おにぎりとか、おにぎりとか、おにぎりとか、鳥の照り焼きとか、卵焼きとか、ソーセージとか。すると、あらあら不思議、出発予定時刻を30分もオーバーしているではありませんか。でもあちきはお上品な妙齢の女性なので、慌てたりはしません。のうのうと昨日から凍らせておいたペットボトルをタオルに包んで鞄に詰め、急ぐ事も無くぽてぽてと出かけたのでありました。そうです、こう言う時の為に、ぱーそなるはんでぃほーんなるものを所得しているのです。「えとね、今から家を出るにょー。遅れるかも知れないにょー」相手が何やら御不満げであった様ですが、そんな事を気にしていては、あちきの精神に良くありません。気にしない事にします。

○出発時刻、7時15分。待ち合わせ時刻8時。待ち合わせ場所までの予測時間1時間半。こりではいけません。いけませんがどうしようもありません。慌てたところで、バスも電車もあちきが運転する訳ではありませんから、せいぜい可愛らしく謝る練習をしておくべきでしょう。そう思ってバス停に着くと、丁度ぴったりのタイミングでバスが滑り込んで来ました。ほほう、これは幸先が良いスタートです。乗り込むと、渋滞に巻き込まれる事も無く、さくっと駅に。みゅ、あちきの強運伝説、本日も作動中です。そう、あちきはしょぼい結果ながらも、運がいいのです。宝くじも一枚買えば大概末等が当たります。年賀状のお年玉くじもゆうぱっくを貰ったりするのです。電化製品を買えばまず故障しないし(でも扱いが乱暴なのですぐ傷だらけにする)、無くし物はいつか確実に出てくるし、中学校の頃皆指される元素記号の暗礁は指し漏れされるし(覚えていませんでした)、妖怪根付を買えばすぺしゃる閻魔ばっかり出るし、就職の時も電話して面接してさくっと決まったし、等等。しょぼいけれどもまあ、強運らしいのですよ、周りがそう言うし。

○バスを降りて電車に。すると今度は急行電車が滑り込んで来たではありませぬか。しかも、座れるし。さらに、乗り換え駅では乗り換えの電車が待っているし、さくっと発車するし。ふと、時計を見ると、今までの最短時間である事が判明。この調子ならば、約束の時間にさほど遅れる事も無さそう、と思って、実際到着すると時間は8時2分過ぎ。むみゅう、素晴らしい、素晴らしいぞ、へだらな強運。

○2分程度の遅れならば雑文書きの人も、一緒にいらっさっていた某兎師匠も何もおっさらず、折角なので雑文書きの人にひとしきりあちきの強運っぷりをえばった後、いざ出発、と、
 「あれ?」
 「みゅ?」
 「鞄が無い」
雑文書きの人曰く、今持っているキャリーバッグにはお子様には見せられない、恥ずかしいゲィムがみちみちと詰まっているが、先ほどまでリュックサックを背負っており、そこには恥ずかしいゲィムを潤滑に売る為のお釣り銭や、表家業時に身分を証明するクレジットカードやら、恥ずかしいゲィムを売る為に会場に入る為の入場証が入っているというのだ。みゅみゅ、ピンチである。このままでは、家に帰ってぐれて寝る可能性も!どうする、どうなる、ろりろり雑文書きの人。さすがにあちきの強運はしょぼくて他人様の運勢までカバーしないぞ。ま、あちきは行きたいのだから、あちきの強運で?それ?は大丈夫だろうけれど。

○結局の所、あちきは某夏コミ会場にて、知らない人の思い出フォトに収まっているくらいなので、入場はできまいた。できまいたのですが、それまでの某ろりろり雑文書きの人の軌跡は、悪運編にて。

○そりにしても、やはり自分って運が強いのかなぁ、と思う一日の始まりだったりする。

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