かすみ荘 - 雑文:よしなんし、という心の声も聞こえるよ
[もどりゅ]

219. 【新たなる試みと挫折】 (2002.10.03)



○むみゅう。

○あちきは行きつけの本屋で悩んでおりんした。というのも、先日渋谷にありんす、塩と煙草の博物館で?ありんす国にいらっしゃい?なる展示を見て、廓言葉の尻尾をどうやったら捕まえられるのかと思いなんしてしまったのでありんす。むう、むう。

○元をただせば、あちきの一人称あちきは、廓言葉でありんして、廓と言うのはいわゆる遊郭でありんすから、妓女のお姐さんの言葉でありんす。あちきの父はこのあちきという言葉が嫌いでありんして、というのも、心の中に妓女という仕事は好ましくないものという差別が隠れているのでありんす。みゅう、みゅう。

○ともあれ、折角一人称単数をあちきと称しているあちきでありんすから、ここは一発廓言葉で雑文を書くのも面白いかと思いなんして、こうして書き出した訳でありんすが、この資料不足ににっちもさっちも行かない破目に陥ったのでありんした。行きつけの本屋にそんな奇抜なものが置いてある筈もなく、注文しようにも、検索するのに手間がかかる始末。しかも、見つかった本はどれもこれも研究書として高価なものばかり。あちきのつたない給料では、とうてい雑文一作のために購入出来る代物ではござんせん。さらに、絶版、古本価値急騰などというものもござんすが、手が出ないのは同じ事。図書館で検索しても、どうやら使えそうな本は無さそうでありんした。

○これはもう、古本のお宝を探すしかござんせん。早速神田古書店街のwebサイトへ。・・・・・・・・・・・・。ありんした。確かに本は売っておりんす。けれど、高価な事に変わりはござんせん。むみゅう、研究者の方々皆様亡くなっておられる方が多くて、元々余り出版されていないのか、値段はお高くなっているのでありんした。

○よって、つたないあちきの語彙を搾り出して、それっぽく演出する事にしたのでありんす。主さん、何とかゆるしておくんなまし。

○さて、そう覚悟を決めて始めたのでありんすが、気がつけば何も書く事が無いのでありんした。あちきも最初(はな)っから止めておけばようござんしたが、此処まで書いたのでありんすから、短いけれども残す事に致しまする。やれ、どっとはらい<違うし。

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