かすみ荘 - 雑文:スキーは3級です
[もどりゅ]

235. 【冬が始まるよ】 (2002.12.16)



○雪が降っている。

○横浜では初雪である。テレビのお姉さんによると、東京にも茨城にも埼玉にも降っているらしい。他にも降っているらしい。頼もしい限りである。冬といえば雪である。頼むよ、ぜひ、って誰に頼んでいるのだ、あちきよ。しかしこの素晴らしき好天気の日に、あちきの顔色は雪に負けないくらい白い。正確には、青白い、血色が悪い。しかしながら頬は赤い。みゅ?こりはあれか?雪国の人にあちきジョブチェンジ?

○とりあえず顔色が悪いのはおいておく事にする。顔がいまいちなのは生まれつきなので仕方が無い。2月生まれのあちきは雪が大好きと言う性格を持っているので、わくわくしながら仕事に出かけた。どうせなら会社の入り口とかが、埋まっちゃうくらい降れば面白いのに。などと思いつつも家を出た。すると、微妙な震えが止まらない。まあ、素敵、こりはきっとあちきがぷるぷるこねこちゃぁんみたいに可愛いからねvなどとアフォな勘違いもはなはだしい冗談を脳内でとばし、てぽてぽとバスの停留所に向かう。この微妙な震えもちょっと面白いが、やはりあまりよろしいものではないやも知れぬ。

○しかも、そういう時に限ってバスが来ない。大方この都会のなれない雪で遅れているのであろう。みゅ、かといって雪中行軍をしたいとも思わない。去年に大雪が降った時は50分くらいかかった道のりだし、あの時は休日だったと記憶している。今日は平日であり、びちゃびちゃの、車がぶんぶん通る道を歩くなど、考えたくも無い。にしても、遅れるのはかまわないが、バスの絶対量はかわらないはずで、だとするとダイヤが順ぐりに遅れ、ちゃんとバスはコンスタントにやってくるものではないのかにゅ?何で来ないの、教えてぷり〜ずv

○結局、30分近く待って、やっとバスが来た。予想していた通り、バスは大混みで、荷物が人様の邪魔にならない様にしてから、本を開く。読む、読む、読む・・・。バスはぎゅうぎゅう、さながら詰め込み放題の蜜柑か何かのよう。それでも先のバス停にいる皆さんは乗車しようとする。気持ちは痛いほどわかる。どれくらいわかるかというと、実際に前にいる奥様の肘が、あちきのみぞおちにクリーンヒットしてくるからだ。荷物を移動させて、ガードする。いたいにょ、とでも言おうかと思ったのだが、こんなに混んでいては文句を言ったところで始まらない。おとなしく本を読む、読む、読む、

うわぁぁぁああん!だしてにゅー!!!

○ダイヤは狂いまくり、道路は混みまくり、バスの中はみちみちと人が詰まり、その中央にあちきは閉じ込められている。 バスはまだ、行程の半分も来ていない。もこもこと着膨れした人々を、定員をはるかにオーバーして載せているのだ。あちきの駄目神経が、これはもう駄目だとつげ、あちきの脳内ミュージックBOXが、kasumiピンチのテーマを流している。
 「ちょっと待って、kasumiちゃん」
心の中でちびkasumi(3頭身小人)が語りかけてきた。ちびkasumiが言うには、これだと駅に着くのに1時間近くかかるかも知れない。しかしながら引き返すバスも人がみちみちと詰まっているだろうし、道も歩くにはヤヴァすぎる。ここは心を閉ざして駅までがんがるべきでは無いだろうか、無いだろうか、無いだろうか…。

○中々建設的なご意見である。きゅうっと唇を引き締め、脳内を流れるピンチのテーマを何とか、kasumiリラックスのテーマに変えようと試みる。う、むりぽ。がんがれ、がんがれ、あちき。ほら、外を見てご覧、この雪の中、必死に歩いて、って、ぎゅうずめのバスの中央から外なんか見えないにゅ!とりあえず、一人で頭の中しりとりを開始する。ゆき→基地外→いえ〜斬り→リングワンダリング→グレーターデーモン、うお、終わった。などと間抜けな事をしつつ、ふらふらしながら駅到着。視界が歪んだので、午前休をとってコーヒーショップに非難する事にした。

○ぬくぬくと温まると、眩暈も納まり、ちょっと吐き気と寒気と頭痛がするが、何となく大丈夫な気がしたので、出勤。我が居室は窓が無いので、外は全く見えない。体調はヤヴァイが、もしかするとこうしている間にも、あちきの大好きな雪がばすばす降っていて、ごすごす積もっているかも知れない。そしたら帰りはラッセルしながら帰るにゅ〜んv

○わくわくしながら仕事終了。そっと外を見ると・・・。止んでる。雪、無い。あんなに期待していたのに・・・。いくら雪が好きだからといって、わざわざ雪のあるところに行く気もないし、あちきが見たいのは都会の大雪なのだ。悲しみを抱えつつ、てぽてぽと帰宅する。我が家の近くの某お宅の前に、40センチちょっとのちゃんと赤いバケツをかぶった雪だるまがあった事が救いであろう。しかも、おまけみたいに10センチサイズの雪だるまが5個置いてあったし。

○冬は始まったばかりである。次は大雪!お願いぷり〜ずv

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