かすみ荘 - 雑文:う〜みゅ、意思疎通って難しいのだ
[もどりゅ]

253. 【集合住宅恐怖症とでもいうのか】 (2003.03.16)



○あちきは甘い物が恐くて堪らない。

○「まんじゅうこわい」という落語はあまりにも有名過ぎるのでここでその概略を書き記す事も、蛇足である気もするが、要するにいつも強がっているある男を怖がらせるために、友人達がその事前準備と してその男に「お前はいったい何が怖いのだ?」と問うたところ男は「まんじゅうが怖い」と 答えたのだが、実際には男はまんじゅうが大の好物で、友人達が男を怖がらせるために大量に 取り揃えたまんじゅうをまんまとたらふく食うことができたとかできないとかそういう トンチの効いたお話であると思っておけばだいたいのところは良いのだろう。某雑文書きの人のサイトには、お化けが男に問うたと書いてあったが、お化けが出た時点でどうよ、とか思ったりするのであるよ、む〜いむい。

○ところでそんな前置きには訳があって、前回ここで書き散らした駄文の結末による、あちきの発言の意図を言われた某雑文書きの人の脳裏を件の落語の内容が横切りまくったらしいと言う事を、をまずはここで明確にしておきたいと思う次第である。何でだ。しかも内容間違っているし。
 あちき「あちきはマンションが怖いのれす」
『つまりはこういうことであろうか。私にマンションを買えと。今の今まで、私は当然のことだとは思うが、どこかに部屋を借りてそこに入居し、月々の家賃とか家賃とか家賃とかを支払うことを前提に物件を探しまわってきたわけではあるが、しかしそれの全ては私の先走りであったとそういうことになるようだ。つまりあれだ。結婚するからには自分の居住空間を購入という手段によって確保せよと彼女の人の卓見なるご意見がいままさに提示されたとここは考えてしかるべきであろう』などとやたら小難しいことを考えている旨を知らされた。みゅ、難しくて判りませんが?

○大体、マンション購入と一言で片付けるのは良いとして、購入というからには やはりそれなり前提というか見通しというか、要するに先立つものというものが必要になると思った雑文書きの人は、何やら銀行に行ったらしい。それは間違ってないと思う。思うけれど、根本的なことを間違っているのだ。うむ、あちきがいつ、マンションが欲しい、などといったのであろうか。

○しかしながら、雑文書きの人の銀行での話は、その後の動きに大いに必要となったのである。銀行の人の話を聞いて、就業中にちまちまと電卓をはじき、己に対して、銀行はどれだけのお金を貸してくれるのかと計算したらしい。それにしても、就業中に己の借金の上限を計算する社員を持った企業というのもあれである。無論、就業中に、リスの絵やヘルブレスのキャラクターの下書きをしつつ、周囲の人間にびゅびゅびゅびゅびゅ、と威嚇をしつづけたり、歌を歌いながら電卓を使った挙句、「あ、歌っていたら数値がわからなくなったにゅ〜ん」などという社員を持った企業もご愁傷様である。

○ちなみに、あちきの年収だと銀行は2000万円ほど貸してくれるらしい。うみゅ、1Kのマンションどころか、その辺の狭い事務所にも手が届かない。こりはあれか、銀行は、おにょれみたいな低所得者は、一生人様の名義の不動産にうごめいていろ、とでも言いたいのであろうか。いや、まてよ、自然豊かな土地に引っ込めばどうか・・・。って、通勤に何時間かかるのですか?というか、マンションほしくないんですよ、あちきは。実際のとこ。ここたいせつでするよ、みゅみゅみゅ。

○ようは、マンションなどに住みたくないのである。アパートもいやんなのだ。住みたいのは一戸建て。集合住宅はの〜さんきゅうなのである。賃貸でも、建売でも、何でもいいから、ぼろくても新品でも、どっちでもかまわないから、一戸建てに住みたいのである。あの、たくさんの世帯が同じ入り口を使うという方式が我慢できないのだ。知らない人が入ってきても、関係ない人が入ってきても、さっぱり判らないし、エレベーターで不信な人と二人きりになったら、それはもう追い詰められた小動物のように、やばい体調になってしまうのだ。生まれてこの方、一戸建てに住み続け、上の階の人の足音がとか、隣の人の音楽がとか、下の階の人が乗り込んできたとか、そ〜んな事とは無縁で生きてきたのである。しかも、マンションは幽霊が出るかもしれないではないか。エレベーターが止まって幽霊と二人きりになったら、そんでもって停電なんぞになったら、想像すらできない恐怖ではないか。火事だってそうだ。いくらあちきが戸締り用心火の用心をしても、お隣の奥さんがてんぷらを揚げながら長電話をするかも知れないではないか。神経症を持っているあちきとしては、お隣だの、上だの、下だの、駐輪場のルールだの、そういう人とのふれあいは、怖いのである。こればっかりは性質なので仕方が無い。

○ともあれ問題はあちきにある訳でするが、結婚するからにはそのあちきの問題を解決というか、対策というか、そうしていただくのは相手の方の義務というか、なんと言うか、まああれである。えっと、一蓮托生?<違います。

○ところが、件の雑文書きの人は完全に誤解していたのである。
 雑文書きの人「ということで、横浜でも田舎の方ならなんとかマンションを買えそうです」
 あちき「ふ〜みゅ」(誰がマンションと言ったゴルァ)
 雑文書きの人「ええと、間取りは3LDKが限度になりそうですが、まあいいかなぁと」
 彼女「う〜みゅ」 (何で決めているのだ、ゴルァ)
 徳田「月々の支払は10万くらいになりそうですが、まあ、家賃と思えばいいかと」
 彼女「みゅみゅみゅ〜」(だから、家賃とかそういう問題ではないのだ、ゴルァ)
件の雑分解の人は、己の細かい計算式をまさに会心の計算結果、会心の購入計画といった自慢げな話っぷりで、説明しだしたのである。あちきの話を半分も聞いていないせいだと思い、不満パンパンな膨れっ面でもって不満を顔に出してみた。
 雑文書きの人「?…あ、あの、どうかしましたか?」
 あちき「びゅ」 (わかってないにゅ!)
 雑文書きの人「え、えと。もしかして私の貧乏さ加減に呆れているとか…」
 あちき「びゅびゅびゅ」 (つか、靴に穴あいてるにゅ。ベルトちぎれかけてるにゅ)
がんがん威嚇します。
 あちき「あちきはマンションが怖いのれすっ!」
果たして、勘違いをしていることをわかってくれたのでせうか、せうか?

(続く)

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