かすみ荘 - 雑文:えらいこともめる
[もどりゅ]

278. 【たった一度の為の紙達】 (2003.10.03)



○手作り風結婚式という事で、会場であるレストランの担当者の可愛いお姉さまは、にこにこと微笑みながら、あちき達に作成するものを指示して来てたのだ〜。その為、あちきは仕事から帰る度にちまちまとそれを一人で作成しており、相手である某雑文書きの人はあちきにやらせてもらえない状況であるのに、ヤッテナイというような苦情をあちきからされていたといるという悲しい状況になったりした。

○で、ですね、作成したものは以下

  1:招待状
  2:会場フロア案内
  3:芳名カード
  4:招待状宛名書き
  5:返信葉書
  6:ウェルカムボード
  7:メニュー
  8:席辞表
  9:座席カード
  10:ウェディング人形
  11:受け付け用ボールペン
  12:芳名カード入れ

○ウェルカムボードなどは、一時期趣味でやっていたカリグラフィーが役に立ち、ちまちまとテレビを見ながらゴシック体で作成し、リボンをかけたり、造花を貼ったり、白とピンクの羽をぺてぺてと貼り付けて出来上がったのだが、どうも今ひとつみすぼらしく、ああ、東急ハンズに任せればよかったかもねえなどと頭を抱える事しばし。

○紙物には全部イラストをつけるべく、ちまちまと下書きし、それをスキャナで取り込んで、ぺてぺてと色を塗って、ワードで文章編集するのである。はっきり言って面倒なことこの上ない。しかも、その用紙を購入するために、残業の合間をぬって、東京都は蒲田の『趣味のアイテムは任せな!でも僕は7時半に閉まっちゃうよ。ユザワヤ』に買いに行くというハードワークである。

メニュー(大人用)メニュー(大人用)



○深夜、一人でイタリアの大人気歌手、パルコフォルゴレの歌、『チチをもげ』などを聞きながら作業していると、時々発狂してしまうのではないかという思いが頭をかすめる。決して選曲ミスではない、と、思う、が。

○とはいっても、相手の某雑文書きの人にはあまり任せたくないのだ。何故かと言うと、どうも雑文書きの人の感性は、常識の斜め上を行っているような気がするからだ。もしかすると芸術的なのかもしれない。かも知れないが、結婚式には我が母の一族、常識がお上品さでコーティングされた人々がいらっさるので、斜め上は理解されないと思われるのである。ので、任せるわけには行かないのだ。

○何回も駄目だしをされながらも、何とか一番の問題アイテム席辞表を作成し、さて印刷〜、とプリンタに紙を補給、スイッチお〜ん!と、

オレンジとミドリのランプがぴこぴこするだけで動きませんが?

○イライラしながら雑文書きの人に電話をかける。実はこのプリンター、自社製品であるが、ぴこぴこの時どうしていいかという知識はあちきには無い。自社製品だろうが開発の人や実際に製作している人にしかわからないのだ。もきゅ〜ん。いくらライバル社製品を使用しているとはいえ、パソコン使用期間長い雑文書きの人のほうがのあちきより詳しいに決まっているのだ。

  「説明書読みましたか?」
  「どっかいっちゃったもっき〜!」
  「キヤノソのホームページ見ましたか?」
  「そんなの見てないにょ!そっちでみてえええ!」
  「あ〜」←あきれてるっぽい声
  「早く、早く!」
  「ランプの点滅、と」
  「ランプがぴこぴこぽんなのです!」
  「何回点滅してます?」
  「いっぱい!」
  「いやそうでなくて、点滅の回数によってトラブルの理由がわかるそうです」
  「止まんない!だめぽだめぽだめぽ!」
  「う〜ん、回数が一番多い場合の対処法ですが」
  「ういうい〜」
  「カスタマーセンター行きです」
  「完全に壊れぽ?」
  「壊れぽです」
  「むっき〜〜〜〜〜〜!」

席札席札



○新しい機種を買うという事も踏まえて電化製品の店に行ったところ、思ったよりも高い為断念する。く!いっそ社内から盗むという作戦も考えたが、それでは犯罪者になってしまうので、やめておく事にした。仕方なく、雑文書きの人に任せる事に・・・。

○さて、雑文書きの人のプリンターはあちきのよりもスピードが遅い。それもあって、あちきが印刷物を担当していたのだけれど、しぶしぶデータを渡すあちきに、まかせておくのだ〜とにやにやする雑文書きの人。しかも「ワード持ってないけどフォトショップで印刷するにょ」とのにやにや。そのまま印刷してくれればいいからにょ、というあちきに「ワードの位置ずれはなおしておくね」と、頼りになるような事をいいながらにやにや。

○さて翌日、「昨日がんがったおれ〜、ほめれおれ〜」と席辞表を満面の笑みを浮かべながら出してくる雑文書きの人。確かにびし〜っと文章のレイアウトが揃っている、が、

様の字が小さいです、雑文書きの人(ノ ̄□ ̄)ノ ┫:・'

こんな風です  沙羅かすみ様

○「え〜、だって様大きいと読みにくいでしょ?」という相手の前で、チワワの様に小刻みに震えるあちき。これは、まずい。非常にまずい。『てめえに様なんぞつけたくねぇけどつけなくちゃいけないから、ちっちぇえのつけといたぜ』と思われる可能性もある。いや、無いが、ないけれど、礼儀上、書き文字の様は名前と同じ大きさである。様つきのFAX用紙じゃあるまいし、これでは激しくまずいのだが、そういっても雑文書きの人は聞く耳持たず「平気平気〜。まずいって言われたらもれぽが責任とるから」などとほざいている。

○結局、雑文書きの人に押し切られ、それを我が家で見せた所、「何でこんなのを認めた。作り直せあほたれ。何でこれでひきさがった」というような事を言われ、大騒ぎになって、その後、雑文書きの人を必死に説得し、泊り込みで作り直す羽目になったのである。うわああん。

○式が終わったら半分以上の人がぽいするであろう紙物、そこには作成者の悲しい裏があるのかもしれない。

ケーキ人形デザインケーキ人形デザイン



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