かすみ荘 - 雑文:基本はグラム80円代の鳥もしくは豚。魚は高級品。だって。
[もどりゅ]

285. 【豪華な食事の判断基準】 (2004.01.20)



○あちきの母親の姉兄は全てお見合い結婚をしている。母親の実家はお金持ちな農家なので、我が母上が母実家で初めての恋愛結婚となったそうである。結婚当初、反対を押し切って結婚した我が両親は、「今までの生活が違うから離婚もありえる」と危惧されていたそうであるが、現在の両親はあちきが吹聴しまくっている状況であるところの、ラヴラヴ状態のままである。還暦を過ぎた父と、還暦目前の母がラヴラヴである。勿論、「あ〜んしてダーリン」「う〜ん、美味しいよハニー」などというラヴラヴっぷりであったら、お天道様が許してもあちきが許さんが、のんびり旅行に行ったり、此れと言った喧嘩も浮気も無く、事件もないのは充分ラヴラヴと言っていいと思っている。

○ともあれ、母は結婚してから色々な事に驚いたという。例えば隣の家が見える。母の実家は丘の上に建っており、敷地面積は二千坪ほどであるから、隣の家は見えない。確かに、遊びに来た時隣の家が近いと思ったらしいのだが、喧騒がまる聞こえというのは正直ストレスだったという。例えばご飯のときにお茶も飲む。本来の食事マナーではお茶は食後に頂くものである。懐石料理、茶懐石、などを頂くとわかるのであるが、お茶は食後に出てくる。それまでは椀物の水分で食事をとるのが正しいのであるが、下町江戸っ子の我が祖母は、ほうじ茶をがっつり飲みながらの食事が当たり前であった。母は当初自分だけでも、と食後のお茶を貫いていたが、現在はお茶を飲みながら食事し、旅行先でお上品な姉君などの前でそれを披露してたしなめられている。しかしながら、格好をつけるのが大好きなあちきが、お茶は食後と言う教えを引き継いだので、安心してがぶがぶやっていただきたい次第である。

○と言う訳で、育ちの違いは結婚と言うものに問題を引き越す種になる、という事らしい。実際、従妹が二人、恋愛結婚から離婚へ向かったし。お見合いをした従妹は離婚していないし。我が家は母の代でサラリーマンとの結婚に成功している訳であるし、あちきも普通のサラリーマン家庭の娘で、おにょれもサラリーマン時代(OLでも結局のところサラリーを貰うので名称は同じでもいいと思う)を経ている訳であるからして、サラリーマンの雑文書きの人と結婚する事は問題無い訳である。

○あえてあげるというのなら、言葉なのだが、雑文書きの人の出身は岡山であるからして、謎の岡山弁をしゃべられた場合、あちきにはわからないであろう所だが、時々おかしいイントネーションの標準語になるものの、普段は標準語ぷらす2ちゃん語を話しているようであるので、此れもクリアである。よっぽど、あちきがう〜みゅだの、もきもきだの言っている方がまずい気もするが、それはそれ、個性と片付ける事にする。おけぇ。

○そんな訳で、二人の生活はつつがなく進行しているのであるが、最近になって判断が物凄く食い違うものを発見した。それは、食事内容の判断である。あちきの場合、ご飯、お汁、メインのおかず、副食x2品、香の物というのが子供の頃からの基本で、例をあげると、ご飯、お味噌汁、焼き魚、肉じゃが、おひたし、お漬物各種盛り合わせ、などと言った感じ。これが普通なのであるが、雑文書きの人はあちきがそれを敢行すると「豪華だ」というのである。雑文書きの人曰く、ご飯、お汁、おかずが基本であると主張。どうやら我が家はぶるじょあであったらしい、雑文書きの人基準で見ると。う〜みゅ、鯵の干物に歓喜していたあちきがぶるじょぁ?

○先日、スーパーにいったらば、400グラム580円のサイコロステーキが美味しそうだったので購入。国産牛などと書いていって生意気であるが、今話題はBSEなので国産購入も吝かでは無い。ま、圧縮プレスやすやすサイコロステーキであるので、生意気さも半減である。400グラムで二人は多いので、半分は冷凍庫に入れて残りを焼く。キャベツとゆで卵をそえて食卓に出したところ、
 「ご馳走だあああああああ!」
万歳する雑文書きの人。
 「豚肉?鳥肉?」
 「国産牛らしい」
 「豪華だあああああああ!」

○ぃぁ、違うから。豪華違うから。しかもご飯と味噌汁しか用意していなかった事をお詫びすると、
 「5品もあるよ?」
とのたまう。五品?メイン1品だけですが。ご飯と味噌汁を入れても3品。
 「ご飯、お汁、肉、キャベツ、ゆで卵で五品」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

○半割りのゆで卵まで一品なのか・・・。恐るべし、徳田家。添え物のキャベツも一品なのか、徳田家。
 「あ〜、でもお肉しか無いからお新香だすにょ」
 「要らない、肉だから!」(断言)

○牛肉は高級品だそうである。というか、最低限ご飯と味噌汁さえあれば俺は満足だぜ、などと言い出す始末。肉があればそれだけで、うわぁ、今日はご馳走だ、これ以上ボキは何も要らないよ、むふんむふうん、という脳内シグナルが出るらしいのだ。すごすぎです。

○と言う訳で、もかもかと肉とお味噌汁でご飯を食べる雑文書きの人の隣で、韓国のりで一品増やした夕食をとるあちきである。う〜みゅ、こんなところに生活習慣の違いが・・・。まあ、逆でない分、離婚にはかかわらないですね。うんうん。夫の方が「これだけで飯が食えるか!」と叫ぶ訳ではないもん。む〜む〜。

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