かすみ荘 - 雑文:第匕(さじ)回雑文祭参加作品のつもり
[もどりゅ]

294. 【匕(さじ)は投げられた】 (2005.12.07)
○何やら大変なのである。こっそり参加を狙っていた雑文祭のお題が大変らしいのだ。というか、最近のあちきはサイトを放って置いて、MMOにのめりこんでいると言う見方も出来るのであるが、それは誤解である。育児で大変なのである。うがー、ちょっと目を離しただけで、夫の人のパソコンデスクによじ登るような、そしてそこで勝ち誇った顔をするような1歳幼児を育てている身にもなっていただきたい。<誰になってもらうつもりだ。

○どうでも良いのだが、「匕」まいぱそみちゃんでは、この字が出ないのだ。わざわざコピーペーストしているのだ。そっちの方が問題では無いのか。どうなのか。だったらわざわざこのお題で書かずとも良かろう。ぃぁ、あちきは負けない。誰に?あちき自身にだ。もがー!

○そんなこんなで毎日育児に明け暮れている。昼間のMMOなんてぱそみちゃんがつけっぱなしになってやっているだけのマクロゲーですよ、マクロゲー。自動でちまちま経験値を貯めて、満足していますよ。そうでもしないと、まとめて時間が取れる時に、辛いじゃないですか。バットは短く持って、こつこつあてるんですよ。しくしくしくしく。

○それにしても、育児がこんなにバトルロイヤルな物であるとは知りませんでしたよ。予定では、可愛い息子が口の周りに少々のケチャップをつけつつハンバーグを食べたり、満面の笑顔で積み木がつめたよとやってくれたりするはずだったのですよ。体中に米粒をつけたり、おもちゃをばら撒きつつ、パソコンデスクにあちきが考えられるさらに斜め上の攻撃をしかけてくれる現実なのですよ。しくしくしく。

○子供という美しい花は、親の忍耐の上に根づく:松田匙雄
○子供を比べてはならない、個性を信じて育てよ

○そんな松田先生の言葉を胸に刻みつつ、食事のたびに息子が投げ飛ばして遊ぶ匙を拾う毎日なのだ。そう、ひとたびの食事で何十回も匙を拾いいらいらしてしまう様な些事にこだわる事など、長い育児の中ではやってもやっても辛いだけで得るものなど何も無いのだ。

○さて、そんな息子であるが、あちきの作ったラックのおもちゃを全てリビングに投げ出して遊んでいる。夫の人の机の上は阿鼻叫喚の地獄絵図であり、ダイニングテーブルの下はホットケーキくずとおにぎりの米粒が散乱し、部屋の隅には洗濯したぽちぞう服で作ったぽちっと砦が出現している。

○これはもうどうしようもない。だらだら奥様のあちきには収集がつかない状況になっている。よし、夫の人が帰って来るのを待つのだ。もきゅー。あちきの片付け能力の限界を超えた。そう、夫の人にあちきの拾いきれない匕(さじ)を拾っていただくとしよう。もきゅもきゅ。ぐうぐう。


「第匕(さじ)回雑文祭」にこっそり参加:というか、新しいサイト形態になってから、自力でリンク貼れないの。ぅふ。

タイトルは「匕(さじ)は投げられた」とする。
「些事にこだわる」「すくいようがない」を文中に含む。
「匙」「化」「北」「比」「旨」「花」「死」のいずれかの漢字を使用した格言をでっち上げ、「さじ」という音を含む名前の人が言ったことにする。
例:「匙は投げるものではない。舐めるものだ」 ――サジンスキー

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