かすみ荘 - 雑文:筆記試験が苦手なのです
[もどりゅ]

296. 【GOGO!教習場2】 (2006.03.19)
○学生さん達が頑張っているのを、たくさん見られる時期になりましたよ。わっほい。

○我が家の近くには、あちきも免許を取得の為に通学した教習場がある訳ですが、学生さんが通うのに便利な時期の春休みがぼちぼち見えてきたせいか、ナウでヤングなティーンエイジャーさんが仮免許のプレートをつけた教習車で近くを走り回っているのを多く見かけるようになりました。考えてみれば、2年前、そのナウなヤングに混ざって教習場に通っていたのでな、あちきは。む〜ん。あ、きっと、あちきもナウでクールなヤングに見えていたに違いない<お腹が出っ張っていたので、どう見ても妊婦でした。ありがとうございました。

○仮免許を手にしたあちきは、その晩早速夫の人に提案した。

「徳田さん、お願いがあるのですが、あちきが「仮免許路上練習中」のプレートを作るから、助手席に乗って下さい」

「・・・・・・。嫌です」

「だ〜いじょうび、ま〜かせて。もれ様ちゃんと仮免許があるのですから、ぎゅるんぎゅるん運転出来るのです。さあ!未知の大陸に飛び出すのです!」

「・・・・・・。死ぬから嫌です。せめて数回路上教習をしてからにしてください」

○むぅ。折角『仮免許路上練習中・妊婦が運転しています』というインパクトの強いプレートを作ろうと思っていたのに・・・。

○とはいえ、助手席ブレーキも、助手席からのチェック用ミラーも無い車に、たまにしか運転しない夫の人を乗せて運転するのは確かに危ない。単独事故を起こし、一家全滅もありうる。『美人妊婦、夫婦で仮免路上練習中に死亡事故。夫婦と胎児の悲しい事故の顛末』などとワイドショーで報道される訳にはいかない。せめて路上教習を数回受けてから運転するべきだろう、って、路上練習一回もしないで夫の人を乗せようとしていたのですか、あちきよ。はいそうです。

○という訳で、必要以上に仮免許所得で浮かれきっていたあちきですが、路上には色々な敵が待っていたのです。例えば違法駐車。車を運転するまでさほど気になっていなかったやつらは強敵だったのです。違法駐輪も強敵でしたが、抜く場合はウインカー、徐行、周囲確認などという手順を行わねばならない訳で、もうあれですよ、車の免許を持っている人が神に思えたくらいですよ。ましてや、隣に座っている教習上の教官など、神の卵を育てる、神以上の存在ですよ。徐行が足りないと、容赦無くブレーキ踏んでくるし。あれですね、自分が大丈夫と思っている時に予期せぬブレーキをくらうと脳内でちっこいあちきが踊りますね。ばんばんと。

○しかも、ですよ、教習場内では至高のルールである「キープレフト」を実行しなくても良いらしいのですよ。そう、一般道路でキープレフトをすると、歩行者や軽車両をひっかけてしまい、通った後が死屍累々という状況になると。むっきゅ〜、あんなに頑張ってやらされたキープレフトの意義は?<多分、心がけの問題です。

○前方と速度メーターを交互に見つつ、ひたりっと制限速度ぴったりにメーターの針をあわせて進むあちき教習カー。教習回数を重ねていくと、看板や風景が目に入るようになってきて、その頃に、初めてのテストが待っているのでした。むお〜ん。でも、右左折は全部教官が指示してくれるんですけどね。気がつくと教習所に戻って来ているとか・・・。<駄目だろ、あちき。

○路上教習中に車を停車させる指示を受けて車を寄せると、教官が赤鉛筆を出した。正確には赤と青が対極に合体している、赤青鉛筆。青赤鉛筆かも知れないけど。
 「徳田さん、地図出して」
 教習場から支給されている地図を出すと、しゅかしゅかっと鉛筆を走らせる。
 「今度のテストは、指示も地図も無しで暗記で走るんだよね。走る前に地図を見てもらって。でねー、コースは3つなの。二人で乗ってそれを半分ずつ運転するの。だから、実質6コースになるんだけど、3コース地図に書いておいたから、これ以外のコースは出ないから、暇な時に覚えておいてね。どれも練習で走っているコースだから」
 ・・・・・・。
事前に教えてもらっていいのでしょうか?

○そんなこんなで地図テストも一発合格し、最後の卒業検定も一発合格、残すは免許試験のみとなったのですが、仮免の時の悪夢再び、とばかりに、免許試験模試を3回も不合格になってしまったのです。むっきゃー、出産予定日まで2ヶ月になってますよ、奥さんっ!すでにお腹の中であかさんが動く様子が、外から見てわかるようになってますよ。路上教習中にお腹がぼこんぼこん盛り上がるのが、隣に座る教官に丸見えで、シートベルトをしなくても良いと言われつつ、無いと逆に不安だから嫌だと頑張って、肩ベルトと腰ベルトの間から時々変形するお腹がみりき的になってますよ。

○そんな訳で、卒業証書を貰ったにも関わらず、教習場で試験勉強をしているあちき。まあ、合格するまで来ても良いって言われていましたが。家で勉強するより、確認したい講義を聴いたり、テストを出してくれるパソコンがある方がやる気になるじゃないですか。それに、教習場なら昼間の電気代がかからないじゃないですか。

○結局、仮免許で我が家の車に乗るという事はしないままでした。む〜ん、乗っておけば何かの話の種になったかもですよ。失敗失敗、みょみょみょみょみょ〜。

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