かすみ荘 - 父とわたくし:父と妹
[もどりゅ]

ACT002:父と妹(2000.08.13)


かすみは長女なので 妹や弟の損は知らない(もちろん兄の苦労も知らぬ 女だから) よく聞かれるのが「お古を着させられる」という体験 でもね それは知ってるの なぜって年上の従姉が4人もいたから で かすみがぎりぎりなのよ 流行とかぼろぼろ加減とか だからかすみの妹は新品を結構着てたよ まあ それは置いといて

「パパぁ 明日お休みぃ?」
妹がこう父に聞く時は 次の日が父の仕事の無い日だ
確認してから聞いているので 必ずこう返事が返ってくる
「そうだよ」
「パパ 駅まで送ってぇ お願いします」
かすみの父は娘に甘い もちろんかすみにも甘い だが かすみはこういう事を言うのがとても苦手なのだ 実の父なのにもかかわらず?休みの日にわざわざ娘を送っていかせるのは可哀想だ?などと思ってしまう

どうしようかな などと言いつつも結局送ってくれる父 折角車を出すのだから 一人だけ送るのも もったいないので
「お願いします」
と 当日乗り込むかすみ

妹はよく遅くまで帰って来ない日がある その時に父は
「まったく あいつにも困ったものだ」
とか 言っているのに 次の日に文句を言う事は無い(最近とくに まあ妹も成人してるし)
どうしたら あの様な理想的な関係が築けるのかと考えた結果 すでに遅し という結論に達したのだ ああ お子様の時からもっとこう 違うアプローチをしとくんだった でも 出来てたらこんな事を今更考えてねえっつーの

教訓:人間関係はスタートが勝負 早い軌道修正のみ効果あり


前へ父とわたくしのTOPへ次へ