かすみ荘 - 父とわたくし:父とゴルフボール
[もどりゅ]

ACT016:父とゴルフボール(2001.03.02)


◇かすみはゴルフっつーもんをやら無いので、ゴルフボールがどんなもんか良く知らないが、大きさがあったり、重さがあったり、びゅんびゅん飛ぶやつがあったりするくらいは知っている。某少年日曜日のだんどぉなるゴルフ漫画をなーんとなく読んでいるからである。が、漫画にも、ゴルフボールそのものの構造はかかれていない。いかな構造になっているのか。

◇親がゴルフをやるという家庭であれば、一度くらいはボールを解体した事があるという方もいらっしゃるであろう。が、かすみ家ではゴルフ人口は0%であり、したがって、かすみがまじまじとボールを見た事がついぞ無い。いまだに無い。接近遭遇した所で、箱に入っており、店頭に並んでいるといった所。であるから、父が過去に解体した構造に今だなっているかどうかは不明であるが、以下の様な出来事があったという。

◇それはまだ両親が結婚する前である。かすみなんて当然生まれてもいない。この世にどの様な形状であれ、存在すらしていない頃である。母は勤め始めたばかり。小学校の先生で、父は教育委員会から派遣された職員、二人は単なる同僚、父の片思い街道まっしぐらの頃である。母が職員室に戻ると、机の上にティッシュペーパーが広げてあり、その上にいかの薫製、いわゆるおつまみのいかくんがのっていたという。母は何気なく聞いた、

「これ、食べていいの?」

「どうぞ」

◇このいかくんらしき物、これが割って解かれたゴルフボールの中身だったそうじゃ。この話は、現在も母の中に怒りとともに残っており、父に言わせれば、食べると言った事自体が冗談だと思っていたとの事(本当かどうかはわからない)。これにより、当時の母の中の父印象ポイントが大幅ダウンしたのは言うまでもない。その後、結婚までこぎつけたから良いものの、危なくかすみが生まれなかったやも知れぬのだ。たかだかこれくらいなどと思ってはいけないのであろう。

教訓:食べれないものは食べても良いと言ってはいけない。好きな人には絶対駄目。


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