かすみ荘 - 父とパソコン:来たぞパソコン
[もどりゅ]

ACT002:来たぞパソコン(2001.02.27)


・ノートパソコンが設置された。設置といっても、置いただけである。winMeをインストールして、とりあえずワードとエクセルが使える様になっている。本当はフォトショップなども使いたいらしいのだが、もちろんソフト名など知らない為、娘がやってるみたいにちゃちゃーっと画像やらを編集したい(決してかすみはちゃちゃっとやってはいない)というのだが、まっさらの初心者にそんなもん出来る筈が無いのだ。とにかく、文章を打てる様にならねばならない。

「スイッチは何処だ?」

・から始まって、つぎつぎととんちんかんな質問を繰り出す父。挙げ句、パソコンのワープロ画面を出せと騒ぐ。日本語としてなりたっているのだろうか、否、なっていない、反語。何がしたいのかわからぬが、カイルにポインタを合わせ、クリックしまくる父。くけけ、くけけ、と鳴く電子の哺乳類。しばらくいじり倒した後、

「よし、このワードとやらの本を買って来よう」

・時は夜である。今すぐ行く、と息巻く父に、本の種類が多いのでかすみが買って来るまで待てと説得。しかし、どんな本がいいのかわからないが、見ればわかると訳のわからない事を言いつつ、早くしろと急かす。このままでは?これで楽々マスター?とか書いてある全然楽々じゃない本を購入しかねないのだ。何とか説得を成功させるかすみ。

・とりあえずと、説明を始めたのだが・・・、

「何でフロッピーがAなんだ?Bは何だ?基本はAだろ。だから機械が(Cの事)Aになればいいんだ」

「フロッピーには何行文章が入るんだ?え?なんだその容量って言うのは」

「スイッチ切れば終わるんだろ。駄目なのか?何でだ?」

・何か激しく疲れたかすみを尻目に、パソコン入門してご機嫌の父がそこにいたのだった。


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