かすみ荘 - 父とパソコン:一人で納得して下さい
[もどりゅ]

ACT018:1ページ目しか印刷出来ない(2002.04.27)


・家に帰ると父がkasumiを待ちかねていた。「いやあ、一難去って又一難だな」ちょうど母の頼まれもののデータを作成していたのだけれど、父はそれがもう終了していると思っていたらしい。その事を言うと「そっか、じゃああれだな、四面楚歌だな」という。そう思うのならご自分で何とかして下さらないでしょうか。

「あのな、折角作ったデータが出ないんだ」

「何に?」

「紙。エクセルで表を作ったよな」 その様ですね。聞いてませんが。

「そしたらどんどん入れていけば良いって言ったよな」 それは会員名簿の話ですね。貴方が持っているのは欠席の言葉とありますが。

「それでな、3ページあるんだけど、1ページまでしかでないんだ。しかも下に余白があるのに広がらない」

・確かに、見せられた印刷見本は余白が大きくなっている。設定に問題があるのかと思い、データを見せてもらう。うーみゅ。

「先ず、余白の設定が大きい」

「お父さんいじってないぞ」

「そうでしょうね。もともと機械の設定が大きくなっているから。此処の数値を減らす。それと、改ページプレビュー何回も変更しなかった?」

「毎回してるぞ」 するな。

それをすると比率が変わっちゃうって言いましたよね」

「聞いてないぞ」

「言いました。ともかくちょっと待っててくれれば確認するけれど」

しばらくパソコンをいじって何とか確認を取る。

「お父さん、やっぱり何か設定してない?」

「何もしてないぞ。あ、原因わかったのか?」

「印刷範囲が1ページの一部にのみ、設定されている」

「何でだ?!」そりは貴方がやったからです。無意識に。

父、しばらくうだうだと言った後、パソコンの手引きを広げ、印刷範囲の設定項目を読み出した。そして、母の作業に戻ったkasumiを捕まえて、作業中だというのに延々印刷範囲設定のやり方、応用の講義を始めた。しかもそれを親切だと思っている様子。

騒ぐ父の声を聞きながら、母とkasumiはため息をついた。


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